ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第17話「乖離Ⅰ:ようこそ!新シーズンへ!」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

明けましておめでとうございます。今年もマイペースに感想を書き連ねていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

新キャラの参戦

 今回から登場となったナッジスパロウ/五十鈴大智とロポ/我那覇冴。これまでの参加者のように初心者ではなく、以前のデザイアグランプリで決勝まで残っていて英寿と顔見知りでもある実力者という位置付けにしたのは妥当かなと思います。
その理由として、新キャラを実績のある実力者にすることで、レギュラーメンバーとの格差が少なくなるというのがまず1つ。
新キャラが初心者だとどうしてもワンサイドゲームになりがちですし、モブキャラ同然で1~2話分そこそこで退場というのも正直見飽きました。
実力者なら、チーム戦のゲームでも以前のバッファのように新キャラの初心者プレイヤーを介護しながら戦ったりさせる必要もないですし。
また、今回ゲームマスターが変わってデザスターという新要素が追加されましたが、デザスター特定に至るまでのプレイヤー同士の駆け引きを描きやすくするためにも、新キャラが実力者であった方が良いのかなと思います。
ただ、デザスターはこの人だ!というタイミング(人狼でいう夕方の処刑の時間)はどのタイミングで行うのか、申告して当たったらその人はどうなるのか、外したらペナルティはあるのかなど、引っかかるところはあるのでここは明確にしてほしいですね。
まあそれはそれとして、学園ゲームと称して不良ジャマトや校長ジャマトをボコるだけなのはもはや学園である必要があるのか、そもそも(オーディエンスから見ても)面白いのかというのは正直疑問ではあります。

 

デザイアグランプリのサポーター

 福くん演じるジーンは英寿のサポーターでした。どうやらサポーターは特定のプレイヤーにバックルを提供したりシークレットミッションを設定したりという形で肩入れできる様子。
ジーンは今のところ英寿が自身や母親のことを知るという目的が達成できるか、そしてデザイアグランプリでの不敗神話が続くのかを外から見守るスタンスのようですが、(サポーターがどこまで手出しできるかにもよりますが)サポーターによっては別のプレイヤーのサポーター同士がプレイヤーを介して代理戦争を始めてしまうケースも今後出てきそうな気がします。

 

ジャマトの人間態

 今回ルークが怪人態から豪徳寺の姿になりましたが、あれはあくまで擬態した姿であって豪徳寺本人の意思はないってことで良いのかな?
仮に擬態だとしても、今後平さんが元になったジャマトと景和が対峙したとき、人間態になった平さんジャマトに攻撃できなくて葛藤するみたいな展開はあり得そうですね。

 

世界の理を揺るがす存在

 今回の英寿の願いは自分がデザイアグランプリのゲームマスターになるというものでした。運営に近づくためには至極真っ当な願いではありますが、ニラムとサマスの会話を聞く限り、ミツメが英寿の母親であることはあり得ないことであり、もし本当なら英寿は世界の理を揺るがす存在になるとのこと。(しれっとここでニラムに願いの承認・却下の権限があることも分かりました)
デザイアグランプリがリアリティーショーであるという展開になった以上もはや何でもありではという気はしていて、英寿がミツメの子どもであること自体が世界の理を揺るがすものなのだとして、それがどういうものなのか納得いく仮説が立てられないのが正直なところです。
恐らくこの辺りの謎が2クール目の肝になる感じだと思いますが、どういう落としどころになるのかは気になります。納得できる良い意味での裏切りを期待したいけど果たして…

 

さいごに

 今回新しいデザイアグランプリの参加者カウントで祢音から景和だけハブられてたり、共同生活で景和の生活スペースがなかったり、妙に景和を下げるようなくだりがありましたが、あれ要ります?なんか特に意味を感じない描写で個人的には浮いて見えました。
またデザスターの正体について、素直に考えると今のところ大智が一番怪しいですが、直球すぎてもう一捻りくらいありそうな気もしており。そう考えると冴が本命かなと思っています。本命順位的には冴>大智>祢音>英寿>景和な感じ。
もしレギュラー3人の誰かだったら攻めた展開だなと思います。