ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーガッチャード第30話「ライバル参上!?ガッチャとジュリエット」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

九と九十九

 3年生になった新学期に転校生としてやってきた宝太郎の幼馴染の九十九静奈。

宝太郎本人に対してのアピールはもちろん、その他にもジュリエット役に立候補したり、宝太郎とりんねの関係性調査のために周囲にリサーチかけたりと積極的に動いていけるいわゆる陽キャな彼女に対し、性格的には間逆なりんね

りんね本人は自覚してるのか無自覚なのかは置いといて、宝太郎に対し好意を持っている身としては、恋愛敵という意味で静奈が邪魔なのは事実なんですよね。それは仕方ないと思うし、邪魔に思うこと自体が悪いとも思わない。

今回面倒なのは、そこをアトロポスに利用されたこと。恋愛敵としての静奈を邪魔に思っていたことを、まるでりんねが静奈の存在自体を消すようアトロポスにけしかけたみたいな言い方をアトロポスが静奈にしたことで話がややこしくなってしまった訳で。しかも部分的には(恋敵としての静奈を邪魔に思っていたことは)事実なのでりんねも完全にそれを否定しきれなかったことで静奈を誤解させた上に結果的にマンモスマルガムの凍結の餌食にさせられてしまったという悲劇。

次回でアトロポスに精神的に追い詰められたりんねが自分の気持ちに、そして静奈にどうけじめをつけるのか気になるところ。

 

 

ラケシス助手

 今回鏡花がラケシスを助手として雇ったってさらっと言ってたけど、本当に大丈夫なのか?と思ってしまいました。ラケシスって別に根っから改心した訳じゃなくグリオン(今はアトロポスも)に対する恐怖から、死にたくないという思いだけで成り行き上鏡花たちと接触した形ですし。助手になって比較的自由に錬金アカデミーにも出入りするようになれば、ライドケミーカードやらなんやら盗み出して寝返ることも全然考えられると思うけど、鏡花がお人好しなだけなのか…?

まあ今回のラケシスとクロトーのやりとりを見る限りではアトロポスに対してもガチで怯えまくってクロトーたちの元へ戻ることを拒否しているので、寝返ることはないだろうと踏んでいるのかもしれませんが。ただラケシスはライダーヴァルバラドにとどめを刺される直前のクロトーのことは身を挺して守っているので、クロトーがアトロポスから離反して第三勢力になるみたいな構図になったら寝返る可能性は大いに出てきますね。

 

それはそれとして、ラケシスがこうなった原因をクロトーに擦り付けられたミナトと鏡花はちょっと可哀想笑 クロトーもクロトーで、姉はグリオンにご執心、妹はライダーサイドの人間とつるんでて、ラケシス奪還のためにドレッド参式に変身するも、まともに負荷に耐えられずライダーヴァルバラドに押し負けるという、中間管理職の悲哀にも似た何かを感じます。

 

さいごに

 これまで述べてきたこと以外だと、ドンブラからタカハシさんと鈴木さんがゲスト出演していたのは驚きでした。ドンブラのときのスタッフさん繋がりの縁なんですね。

あと個人的に好きなのはちょいちょい加治木が聖さんとの関係が続いているのを出してくるところ。もう1回くらい聖さんと会う回は見てみたい気もする。

加治木といえば、しれっと自分をジュリエット候補に入れてて妙にやる気満々だったのなんだったんだw