ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第21話「乖離Ⅴ:ゲイザーの鉄槌!」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

ジャマーガーデン陣営の目的

 デザイアグランプリ運営が持っている創世の女神を奪うこと。それがベロバたちの目的のようで、名前的にデザ神決定後の世界改変はこの人の能力(もしくはアイテム?)を使うことで実現してる感じですかね。
だから道長を引き込む口実に、望む世界を叶えてやると言えたと。そもそも、創世の女神を手に入れさえすれば無条件で使い放題なのか、何かしら制約があるのか気になるところではあります。

そしてそんな会話をしている場に、先々週脱落したはずの大智が何の前振りもなくしれっと出てきました。
先のデザイアグランプリでの戦いを見て頭脳枠としてスカウト(道長脳筋寄りなので)したのかもしれませんが、大智も指摘していた通りIDコアの入手ルートは気になります。
脱落者のIDコアはデザイアグランプリ運営側で管理してる認識なので、裏ルートってことはデザイアグランプリ運営側に内通者がいる感じですかね。

 

デザスターの正体

 前回の感想でワンチャンあるかなと思っていた祢音デザスター説が当たってました。わざと人の目につくような場所にデザスターミッションが書かれたカードを置くなんて無用心だなと思ってましたが置いたのチラミだったんですね、たちが悪い。
正体はさておき、個人的にもやっとしたのは結局デザスターがデザスターミッションに従わなかった場合のペナルティが分からないままだったところ。
祢音の中の良心とデザスターミッションの間の葛藤が割と今回のエピソードの肝だと思ってるんですけど、ペナルティないならぶっちゃけやる必要ないですし。そりゃオーディエンスの支持率っていう副次的な影響はあるかもしれないけど、デザスターは生き残りさえすれば良いからあまり関係ないし。
実際祢音がいなければ冴の家族は助からなかった訳だし、この辺りの描写はもう少し上手くできたんじゃないかなと思います。
あと祢音と冴の最後の会話、カーテンしか遮るものないからあんな大きな声出してたら普通に丸聞こえだと思うんだけど…

 

さいごに

 今回、ニラムも英寿もこの時代の人間ではないことを仄めかす会話がされていました。ギーツ×リバイスの冬映画で既にこの話は出ていましたが、本編ではここで初めて公開。英寿についてはミツメが本当に母親なのか疑惑もあり、今回名前が出た創世の女神とも少なからず関係ありそうなので、謎は増えていく一方です。
そしてデザイアグランプリの方も残りプレイヤーは3人なので、次でデザスターがバレるかどうかで勝負が決まる可能性もある訳ですが、英寿は前回の描写からほぼ祢音がデザスターであることは見破ってそうだし、景和も自分の冤罪を晴らしてくれた英寿のことを信じてそうなので祢音としては割と詰んでる気がします。