ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第10話「謀略Ⅰ:新世界のビート」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

プレイヤーの選定基準

 今回、祢音や道長は再びデザイアグランプリのプレイヤーとして選ばれていました。その一方で景和は選ばれなかった訳ですが、ギロリがどういう基準で選んでいたのかは気になるところ。
あと根本的な話ですが、途中参戦はあまりに有利じゃないですか?今回は1回戦の途中だったのでそこまででもないですが、最終戦近くで途中参戦されたら最初から参戦してるプレイヤーとの不公平さが際立つと思う。まあそもそも運営がフェアにやるつもりがないってならそれまでの話ではあるんだけど。

あとレター(推しと結婚したかった八木沼さん)は今回あっという間に退場したけど出す意味あったのか…?おじいちゃん(丹波さん)と比較しても特段見せ場もなかったし。不特定多数がライダーになっても結局速攻でレギュラーメンバーだけになるならこの設定でやる意味なくなっちゃうんだよなぁ…。せめて丹波さんは来週で雑に退場になるのはやめてほしい。

 

英寿の願い

 前回のデザイアグランプリにおける英寿の願いはデザイアグランプリの運営者と家族になっている世界を叶えることでした。
これはデザイアグランプリの運営を自分の身近な環境に置くことでその素性やデザイアグランプリそのものについて探りを入れようとしているのだということは分かる。(ツムリとギロリしか家族になっていないので、根っからの運営は彼らしかいない?晴家ウィンも雇われ運営みたいな感じ?)
ただ一方で引っかかる部分もあって。それはツムリが英寿に「あなたが初めてデザ神になったときの願いで、どうせあなたの参加は決まっているのに」と言って「俺が死ぬまでデザイアグランプリに参加できる世界」と書かれたカードを見せたシーン。
英寿の本当の目的は自分の母親に会うことなので、初めてデザ神になったときにはまずそれを願うと思うんですよ普通。
だから初回優勝時になぜ母親に会いたいと願わなかったのかが分からなくて。
デザイアグランプリへのフリーパスをまず最初に要求するということは、デザイアグランプリが繰り返し開催されているものだということと、英寿の母親に会うという願いは直接叶えられないのを知っていないと成立しないんですよ。
もしかしたら今後明かされるのかもしれませんが、この辺りの理由はしっかり説明してほしいところです。

 

バックルの入手方法

 以前隠し要素だったバックル(ニンジャやモンスター)が普通の支給アイテムとして配布されてるのはなんかちょっとモヤモヤする。
ジャマトも含め運営の用意した駒であるならまだ分かるんだけど、本当にジャマトから世界を守ろうとしているのなら、前回の最終戦で卵から孵化させる回りくどい形にしていた理由が謎だし。
これもデザイアグランプリ運営とジャマトの関係性が分からないとなかなか言及しづらいところではあるんですよね。

 

前回参加者の人格変化

 今回、景和と祢音の人格が以前と微妙に変わっていました。
祢音は動画配信も家出もしてないし、景和は募金より宝くじを選び、たぬきそばより寿司を優先している。
これを見る限り、脱落者は元の生活には戻れるものの、デザイアグランプリ参戦時に書いた願いを持たない性格に改変されていることになるんでしょうか。
だとするとダパーンの奏斗なんかはすごく真っ直ぐな性格に変わってそう笑


さいごに

 新章開幕ということでまた新たな謎も増えましたが個人的に一番気になってるのは祢音のお父さんですね。運営側と繋がっている可能性は高そうですが、英寿の願いで家族になっていないので直の運営側の人ではなさそう。