ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーリバイス第4話「足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

次回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

ギフの復活条件

 今回でまた少し情報が明らかになりました。まずギフの復活には生贄が6体必要。生贄はギフテクスと呼ばれる存在でなくてはならず、現状そのギフテクスとなっているのが明らかなのはオルテカとフリオの2人。なのであと4人は必要ということになりますね。
またバイスタンプから生み出される悪魔にも個人差があり、普通の人間じゃギフジュニア、それなりに適性がある人間がデッドマンを生み出せる。そしてデッドマンを生み出した状態で宿主が上級契約を結びデッドマンと一体化できればギフテクスになれるといった感じ。
アギレラは上級契約したら、二度と元の姿には戻れないと言っていましたが、オルテカやフリオを見る限り、元の姿には戻れない=人間の姿になれないという意味ではなく、デッドマンとの一体化をやめることはできないよという意味なのでしょうね。
まあそれすらもジョージが言っていた通りリバイスのライダーキックで解除可能ということが判明してしまったので、デッドマンズにしてみればギフ様復活までの道のりは相当遠そうです。
そういえば、今回出てきた夏木花という名前、あれはアギレラが人間だったときの名前ってことでいいんですかね?

 

家族の愛情

 やはり誘拐事件の黒幕は彩夏でした。一輝に「家族だろ?なんで憎むんだよ?」って言われたときに彩夏が「幸せな家族だけじゃないんだよ」って返してたのは見ててちょっと辛かった。母親としてはあくまで彩夏を差別している自覚はなく、素でとっていた対応だった模様。彩夏の回想で母親が彩夏を無視していたシーンも無意識でやっていたのならそれはそれでヤバい気が。
日本一のおせっかいに連れてきてもらったおかげで母親も彩夏に面と向かって謝罪をすることができた訳ですが、「あなたのことを見てみぬふりをしていたの"かもしれない"」という台詞、無意識にどこかまだ自分を守ろうとしている節があるんですよねこの人。そんなところも妙にリアルではあるんですけど。
最終的にはフェニックスの更生施設と思しき場所で眠る彩夏に寄り添うシーンでこの親子の出番は締めとなりましたが、これで少しは家族の愛情が取り戻せたのかな。時間はかかるかもしれませんが、また別の話で親子仲良くなった姿が見られると良いですね。

 

一輝と大二の確執と和解

 正直思っていた以上にかなりバチバチしましたね。特にこれまでよっぽど鬱憤が溜まっていたのか大二からの手数がすごい。

「片手間で、人を救った気になっている誰かとは違うから。」
「デッドマンズが出ても自分で探せよ。俺は兄ちゃんの連絡係じゃない!」
「自由気ままなヒーローごっこのつもりならもうやめてくれ!」
「だから誰も頼んでないんだよ!いつもそうやって誰かを理由にする。兄ちゃんのはおせっかいじゃなくてただの押し売りだ!」
「人の気持ちを分かったような顔をして全然分かってない!」

一方で一輝も
「焦ってんのか知らないけどさ、変身できないからって、俺に当たるなよ!」
と大二が一番気にしているであろう強烈な一撃をお見舞いしてしまう。

そんな感じだったので和解するまでにもう少し引っ張るのかと思いましたが、母ちゃんからのアドバイスもあってで今回中に仲直り(+フェニックスとの契約書への押印)しましたね。
一目見ただけで一輝が大二のことで悩んでるって見通し、大二の優しさも理解しており、大二にも次は自分で直接言いなさいよと発破をかける母ちゃん。特にこの台詞はとても印象に残ってます。

「一輝、人の気持ちに寄り添えるようになりなさい。強い人間なんていない。みんな弱いのよ。あんたが後先考えずに動いたとき、陰で誰かが傷ついてるのかもしれない。それに気づけないんだったら、いつまで経ってもあんたは半人前の男よ!」

後先考えずに動けるのは一輝の良いところでもあるけれど、それによる周りの人への影響までちゃんと考えられてこそ一人前。やはり母は強しですね。

母ちゃんと一輝の会話を病室の外から盗み聞きした後、プテラバイスタンプを一輝の自転車のかごに入れる大二もちょっと素直じゃなくてニヤニヤしながら見ちゃいました笑

それにしても母ちゃんもう随分元気そうだけど、いつまで入院してるんだろう笑

 

さいごに

 今回ジョージが大二に言っていた「君自身のアップデート」という言葉がどういう意図の言葉だったのか気になります。メンタル的な話なのかはたまた...
そして次回は行き過ぎた正義のついての話。オーズのバッターヤミー回など過去の特撮でもそういった回はありましたが、リバイスではどう描かれるのか楽しみです。
ではまた!