ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーセイバー第45章「十剣士、世界を賭けて。」感想

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ソフィアのカリバーへの変身

 今回唐突にソフィアが「私も戦います」と前線に出てきてカリバーに変身し戦ってましたが、ソフィアはなんで変身できるんでしたっけ?そもそも仮面ライダーに変身するには、聖剣に選ばれる必要があるという設定があったはずで、ソフィアに関してそんな描写はどこにも見受けられません。世界を繋ぐ存在の模造品として作られた存在だから聖剣に選ばれなくても変身できるとかこじつけでもそういう説明があった訳でもないし。ただただ頭数合わせるために変身させられた感が強い。。
まあそういう意味ではデザストがファルシオンに変身してたのも同様なんですけど。何しれっと変身しとんねんっていう。

あと、シミーとの戦闘後にソフィアの体が消えかけてたけど人工生命体としてもう寿命が来ているんだろうか。

 

4賢神との戦い

 いわゆる「ここは俺に任せて先に行け」展開。これをやるの自体は良いと思うし戦闘アクションの画的にも格好良い部分はあったんですが、どうしても気になるところがちらほら。


①ブレイズとエスパーダの舐めプ
賢神って現状最強格の相手で様子見なんてできる敵じゃないと思うんですが、なんでブレイズは最初ライオン戦記で、エスパーダは剣斬と共闘するときランプドアラジーナで戦ってたんですかね?セイバーや、セイバーは最初からクロスセイバーで戦っているだけになおさら違和感を覚える。

 

②蓮のカラミティストライク
カラミティストライクはソードオブロゴス由来の技じゃないから賢神にも見切られないっていう発想自体は良いと思う一方で、これまでも散々言ってきた通り蓮とデザストの関係性の積み重ねには違和感を覚える部分が多くてこのシーンもエモいとは思えないのが正直なところ。

 

③一般通過忍者ボーイ
大秦寺に先に行けと言われて蓮が倫太郎&尾上、神代兄妹が戦っているところをそれぞれ走り抜けるシーン、どう見ても撮影に映り込んでしまった一般人みたいにしか見えなくて爆笑してしまいましたwもう少し撮り方なかったのかあれ...
それはそれとして、走り抜けた先で賢人と共闘したときに「足を引っ張るなよ」と賢人に軽口を叩けるようにようになってたのは蓮というキャラとして少し成長を感じました。

 

既定路線だった世界の終わり

 全知全能の書に世界が終わることまで全て記載されていて、今まで起きた出来事は全て全知全能の書に記載されていることの範疇に過ぎないという事実が今回明かされた訳ですが、話としてどう畳むつもりなのか不安が大きくなってきました。
飛羽真以外剣士みんな死ぬけど飛羽真が新しいページ書いて新世界作ってみんな復活っていう近年擦りまくったような展開はマジでやめてほしい。

 

 

今回の話を見ててもやっぱりセイバーって、これまでの作品でエモいと言われた要素を考えなしに突っ込んだ感が強いなって感じがします。