ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーセイバー第30章「絆、引き裂かれても。」感想

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倫太郎のメンタルと全体的な無理矢理感

 冒頭で改めてソードオブロゴスが正しいと思い込んでみんなを信じなかったことをちゃんと謝り、「もう一度皆さんと一緒に戦わせてください」と頼むことで正式に味方に戻った倫太郎。芽依が用意したエクレアを初めて食べて目を潤ませながら「なんか、しょっぱいです」と言う。ここまでは良かったんですよ。
問題はその後で、ネコメギドになってしまった芽依を分離し損ねたときのあのヒステリックなまでの焦り方。そして極めつけは飛羽真に命を救ってもらった直後にどうして芽依を助けなかったのかと責めたところ。いくら芽依の危機とはいえ倫太郎の性格からしてあの展開は違和感しか感じませんでした。
百歩譲ってこのこんな曇らせ方させるにしても、冒頭の謝罪&和解シーンの後にやる意味が分からない。だったら冒頭のシーンは今回の一件が解決した後に入れるべきで。なんというか、第16章から第17章で仲間の絆を描いてきたはずのソードオブロゴス組が急に全員飛羽真の敵になった展開を思い出しますね。ここ最近の上堀内監督回や坂本監督回が比較的見やすい回だっただけに余計そことの落差を感じます。

またユーリがいると簡単に解決してしまうとはいえ、このタイミングで急にタッセルを探すためにユーリを音信不通にさせるのは無理ありませんかね。これにしても倫太郎の描き方にしてもただただ粗い。

 

忍者ボーイの行く末

 今回出番の初っ端からデザストに付きまとわれ、唆されていた蓮。尾上が連れ戻しに来るものの、以前尾上が言った「自分の道は自分で決めろ」という言葉を理由に拒絶される。一方で今のところはデザストも拒絶している状態ですが、デザストの「お前は必ず来る」という言葉が妙に自信に満ちていて闇堕ちルート自体は相変わらず濃厚なのでどんな形でパワーアップを果たすのかは気になるところ。
まあ尾上に対する態度を見ても、賢人を先に何とかしないと蓮はノーザンベースに戻る見込みなさそうな感じしますね。

 

 

先週の感想でも書いた不安が的中してしまい、石田監督回のダメなところが見えてしまった今回。この様子だと来週もあまり期待できそうにないですが、芽依がメギド化した経緯はちゃんと描いて欲しいのと、頼むから無駄に叫ばせたり、芽依に変顔させたりするのは本当に止めて欲しいですね。

 

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