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闇黒剣月闇の能力と聖剣封印の理由
今回、ユーリや賢人の会話から闇黒剣月闇の能力が明らかになりました。公式サイトにも巻末付録として記載されていますが、その能力は以下の3つ。
- 空間を切り裂き、闇から闇へ移動を可能にする能力。
- 使用者に未来の災いを疑似体験させる能力。
- 聖剣を封印する能力。(万が一聖剣が悪用されたときのセーフティネットとしての役割)
まず①の能力について、最近だと賢人カリバーが急に現れてプリミティブドラゴンに攻撃して去っていく印象が記憶に新しいですが、上記公式サイト曰く上條は賢人を殺したと見せかけてこの能力を使って闇の世界に送っていたとのこと。こうして聞いてると上條がちょっといい人みたいに錯覚してしまいそうですが、賢人の父親を斬って大事なことも話さず裏切ってメギドに加担していた時点で同情の余地はないと個人的には思ってます。
次に、②の能力で様々なパターンの未来を見(させられ)たことで、聖剣を封印しなければ世界が滅んでしまうという結論に達した賢人。「みんなで力を合わせればその未来だって変えられる。真の敵を見つけてメギドを倒せば全てが助かる。」という飛羽真の言葉すら想定済みで、その未来も見た上での結論がこれ。ゼロワンでイズがゼロツー開発時にやっていたシミュレーションがイメージとしては近いですかね。
そして③の能力を使うことで上記の「世界を守るための聖剣の封印」を実行する。序盤に現実世界とワンダーワールドを繋げるための6本の光の柱の一件があったので、最低でも5本以下に、総数は11本のはずなので6本は封印する必要がありそうですね。
今回は音銃剣錫音を封印していましたが、大秦寺の最後の「オンジュウケンスズネー!」は不覚にも笑ってしまいました。字幕つけてなかったらなんて言ってるか分からなかったかも。
まあこうして見ると、賢人は闇堕ちとはまたちょっと違いますね。割と理由に説得力があるというか、希望のない現実を突きつけられたことで自分の考える最善の策をやっているという感じなので今のところエスパーダ時代よりも好印象。
次回飛羽真がプリミティブドラゴンを制御することで賢人に新たな可能性という希望を持たせられるのかどうかが気になるところです。
タッセルの正体とマスターロゴスの目的
何話か前にもちらっと出てきた最初にワンダーワールドに渡った5人の話が今回改めて説明されて、その5人がタッセル、初代マスターロゴス、メギド3人衆だったというのが明かされました。これはもう大方予想通りでしたね。
そしてマスターロゴスが現実世界側を守り、タッセル(ビクトール)がワンダーワールドをそれぞれ守ることで世界の均衡を保とうとしていたが、当代マスターロゴスは全知全能の力を手に入れ、今の世界を作り変えて支配者となることを目的としていることが明らかに。
人間の運命を弄ぶことを良しとし、自分にはその資格があるし剣士もメギドもタッセルのことも全てを利用する、とまた随分小物臭いことを言い始めたなと。結局属するグループが違うだけで実体はメギドとほぼ同じですよねこれ。
マスターロゴスの持つ本が放った謎の光によってタッセルは消えてしまいましたが、タッセルがいなくなったことで世界の均衡が崩れ始めたりするんでしょうか。
また、玲花がどこまで知っていて彼についているのかも気になります。いずれにしてもマスターロゴスからボロ雑巾のように使い捨てられる運命は変わらなそうですが。。
今回はユーリや賢人がちゃんと説明してくれたおかげで話も前進していて見やすかった気がします。やっぱりね、ちゃんと話せば前に進むんですよ。真理botになって無駄に意味深なことだけ言ってたり、不自然な流れで剣で語れとか言ってた頃の酷さが嘘のようです。毎回このくらいちゃんと話を進めてくれれば嬉しい。
ではまた!