ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーセイバー第34章「目を覚ます、不死の剣士。」感想

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バハトの復活

 マスターロゴスにより解放されたバハト。劇場版を見てない人にとってはお初のキャラクターですが、劇場短編はぶっちゃけ中身ないので見なくても今回の説明で十分足りるレベルですね。
ユーリとバハトは元々同じ騎士団の仲間で、その仲間の一人が力の誘惑に魅入られバハトの家族を殺したことで、バハトは人間がいる限り争いは永遠になくならないと考えるようになり人間も世界も滅ぼすマンになってしまった。
この話、同じ谷口さん繋がりなのもあってかなんかアマゾンズの仁さんに通じるところがありますね。こっちはきっかけが完全に他責なのでまだ同情の余地はありますが。
それにしても、ただでさえ聖剣封印するマンの賢人がいるのに、まためんどくさい人が増えてしまった笑

 

ファルシオンとしては、剣の能力を無効化させる無銘剣に加え不死身の能力で実質残機無限なのもあってか、2週間前に出たばかりのタテガミ氷獣戦記すら圧倒してしまう始末。そりゃバハト登場回だし活躍描きたいの分かるし、タテガミ氷獣戦記自体デュランダルは圧倒してたので決して弱くないのも分かるんだけど、初登場からまだ2週間の新フォームが床ゴロしてる様は妙な悲しさを覚えてしまう。

 

ルナとの邂逅

 ルナに会うための状況を再現するためにユーリと戦う飛羽真。しかしユーリとの戦いの中ではそれは起こらず、乱入したバハトと戦うことでルナのいる別空間が出てきました。

ルナと飛羽真が互いの手をとろうとするのはまあいいとして、飛羽真が棒立ちで手が届かないってやってるところの茶番感がすごい。いや、その距離ならちょっとジャンプすれば届くでしょ。結局その後ファルシオンとの再戦の中で「やっと会えた」とか言って普通にルナ出てきたし、じゃあさっきの必死そうなやりとりはなんだったん?

ルナに会うための条件もよくわからないままだし、ルナ周りの話って視聴者に対して全然説明が足りてないから、ルナに入れ込む飛羽真に対して全く感情移入ができないんですよね。

ユーリの退場

 多分すぐ帰ってくる(ビクトール(タッセル)と同じく失った体を再生中?)んだろうけど、ユーリの退場雑すぎません?ユーリがいると便利すぎるから無理矢理消した感しかしない。しかもその原因の一端が賢人というのがまたなんとも。。。
ユーリがバハトを抑えるために力を貸してくれって言ってるのに、賢人は未だに聖剣封印するマン貫いてて聞く耳持たず、その癖その直後セイバーを庇ってバハトに対してセイバーと共闘してるしわけわからん。

 

次回はついに聖剣とワンダーライドブックが揃ってしまうようですが、マスターロゴスがラスボスになるのか、それとも今回全く音沙汰がなかったストリウスがいいとこ取りをしていくのか。順当にいけばマスターロゴスが全知全能の書を元にライダーに変身する形に見えますが果たして。

そして火事場泥棒の聖剣&ワンダーライドブック回収係となっている玲花と意見をマスターロゴスにガン無視されたシャークさんの明日はどっちだ...?

 

仮面ライダーセイバー DXタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブック

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  • 発売日: 2021/04/24
  • メディア: おもちゃ&ホビー