ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーセイバー第35章「そして私は、神になる。」感想

前回分はこちら。

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次回分はこちら。

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 今回は普段以上に全体的に起承転結もなっておらずただただやりたい展開をつなげただけ感が強く、これまでのセイバーの中でもトップクラスにひどい回でした。初期に感じていたダイジェスト見てる感が再び...

 

最初はトピックごとに感想書こうかなと思っていたんですが、あまりにツッコミどころしかないという状況でまともに書けそうになかったので、気になった点を箇条書きで書いてみました。

  • これまで空間を隔てた再会だったのに、唐突に目の前に現れるルナ。
  • 再会早々に飛羽真が目を離した隙をつかれサーベラにさらわれるルナ。
  • マスターロゴスがニヤニヤしながらルナの顔を撫でる様が完全に事案。
  • ルナや奪われた聖剣を取り戻すためとはいえ、戦力が倫太郎しかいない状態でホイホイ「約束の場所」に行く倫太郎たち。(案の定そのせいで倫太郎が負ける)
  • 何しに来たのかよく分からないストリウス。
  • 全て集まったこのタイミングで明かされる11本の聖剣と19冊のワンダーライドブックという数。(これまで具体的な数出てたことあったっけ?)
  • 聖剣を封印してマスターロゴスの野望が阻止できるのなら、音銃剣錫音が封印された時点で目的達成されているはずでは?(今回カリバーがした封印って何の意味があったのか?)
  • 「お前ら全員倒して自分が最強だと証明する」といきなり乱入してくる剣斬。
  • これまで散々聖剣封印するマンを貫いて協力してこなかったのに、ここでいきなりファルシオンから剣斬を庇う賢人カリバー。
  • 「もうあんたは俺の目標じゃない」と言った後、ファルシオンから庇われるとすぐに賢人くんbotに戻る忍者ボーイ。
  • 唐突に現れるエモーショナルドラゴン。
  • 敵であるマスターロゴスから渡されたエモーショナルドラゴンワンダーライドブックを躊躇なく使う飛羽真。
  • エモーショナルドラゴンに変身解除させられた直後、なぜかワンダーライドブックが既にマスターロゴスの手中にあり、雑に退場するバハト。(バハトの過去話やったからバハトの心情周りに踏み込むのかと思いきやそんなことはなかった)
  • 唐突にルナから生える光の道。
  • 唐突に復活するユーリ。
  • なぜか封印が解かれている聖剣たち。
  • 雷鳴剣を選ばず闇黒剣月闇を選ぶ賢人。(強さ的には順当かもしれないけどさ...)
  • 「マスターを倒すぞ!」からのマスターロゴス撤退。

もうほぼ1分ごとにツッコんでたくらいのペースですね。特に、「聖剣とライドブックが全て揃う」という状況を作るために登場人物がまるで磁石で吸い寄せられたかのように次々と集まってくる様は違和感以外の何物でもない。登場人物が駒としてただただ無理矢理動かされたようにしか見えないんですよ。
あとは何度も言うけどルナがなぜ必要なのかとか、ルナがどんな人なのかとか掘り下げをしてからこういうことやってくれ。


 次回予告でサーベラとデュランダルがセイバーたち側に立っているので共闘するのはほぼ確定ですが、メギドとの関係から数話かけて不信感を持たせていた玲花はともかく、シャークさんに関してはバハトの解放という一点で寝返らせるのはちょっと無理ある気がするんだよなあ...そこは次回でちゃんと明確な理由を提示してほしいところ。
来週はまた脚本と監督コンビが変わるので、今回のような酷い構成にならないことを祈るばかりです。