ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーセイバー第10章「交わる剣と、交差する想い。」感想

前回分はこちら。

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次回分はこちら。

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 今回ついにカリバーの正体が判明しましたが、前回の感想にも書いた通りその正体はやはり先代セイバーの上條大地でした。
気になるのは上條が賢人に言い放った「裏切ったのは紛れもなくお前の父親だ」という台詞。つまり、言葉通りに受け取ると上條は裏切った訳ではなく、あくまで賢人の父隼人が裏切ったのであり、今のカリバーとしての行動はそれの尻拭いのようなものと推測できる。
そういえば今回回想で映った第1話のシーンでもこんなことを言ってましたね。
「覚悟を超えた先に、希望はある」
ソードオブロゴスや世界全体の希望に向かって、自分が泥を被る覚悟をして行動しているのが今なのかもしれません。
隼人は生きているのか、15年前に隼人が何をして先代セイバーだった上條がなぜカリバーとなってメギドとともに暗躍しているのかというところがこれからの話の肝になってきそうです。


そしてカリバーの正体が判明したことで心配になってきたのは賢人のメンタル。
これまでカリバーの正体は自分の父親だと思い込んでその責任をとろうと行動してきたのに、その前提がひっくり返されてしまった。それと同時に、隼人の安否も不明で裏切った件についてもまだ真偽が定かでない状態。
平成2期のライダーでは2号ライダーが曇らせられる展開がしばしばありましたが、セイバーにおいては賢人がそのポジションのような感じがしますね。
また、賢人といえば今回サウザンベースの神代玲花からトライケルベロスのワンダーライドブックを受け取りましたが、その際に「あなたがこの戦いにとってとても重要だってこと」と言われていました。なぜ賢人が重要な存在なのか、それが隼人や上條の行動理由と関係しているのかも気になりますね。

といった感じでカリバーの裏切り周りの話はちょっと面白くなってきたんじゃないかなと思います。
個々のワンダーライドブックの扱いが軽かったり、主人公よりサブライダーの方が総じて魅力的に見えるのは相変わらずですが。。。タッセルもストーリーテラーのポジションから物語に関わってきそうな素振りを見せ始めましたがこれもちょっと不安。
次回はカリバーの正体を知って取り乱した賢人にフォーカスした話になりそうですが、原因が原因だけに落とし所が気になります。
ではまた来週!

 

 

仮面ライダーセイバー 変身聖剣 DX音銃剣錫音

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