ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーセイバー第9章「重なり合う、剣士の音色。」感想

 前回分はこちら。

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次回分はこちら。

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 駅伝に影響で2週間ぶりの放送となる今回。一番の話題としてはスラッシュの登場でしょうか。
ブレーメンのロックバンド使用時に弾けた人格に変わるのは普段の大秦寺とのギャップを見せる意味ではキャラ付けとしてこれもありかと思えなくもないんですが、これまで変身しなかった理由については倫太郎が「損傷した聖剣の修復に時間がかかっていた」と一言言っていただけ。

なぜ聖剣が損傷したのかについては全く触れられていないので唐突感がイマイチ拭いきれないのですが、これについては11/8(日)よりTELASAで配信されているスピンオフで説明されています。(ここでは詳しくは触れませんが)
いや、本編でやりなさいよこれは。この様子だとスピンオフの他の話も本来本編でやるべき話を回されているような気がしてならない。。。

あと今回見てて改めて思ったのがワンダーライドブックの扱いの軽さ。大半のワンダーライドブックが唐突に出てきていてその出処などバックボーンが明かされないせいか全然印象に残らない。おもちゃを売らなきゃいけないのは分かるけど、もう少し出し方は考えて欲しいところ。
今回セイバーが初変身したクリムゾンドラゴンも、ドラゴンアーサーの攻撃でカリバーが落とした西遊ジャーニーを拾って変身するというさらっとした形で出てきたので、3枚挿しのワンダーコンボの割にキングオブアーサーやブレイズのファンタスティックライオンに比べて登場過程が雑な感が否めない。

 

一方で今回は坂本浩一監督回ということもあり、アクション面は生身も変身後もキレキレの動きでカメラワークも含め力が入っていた印象。特に倫太郎の回転しながら変身するところは個人的にかなり好き。


次回でカリバーの正体が明かされるようですが、予告の賢人のセリフを見る限り彼の父・隼人ではなさそうなので正体の候補としては先代セイバーあたりか。
カリバーの「お前が見ているものが真実とは限らない」というセリフや、倫太郎たちのワンダーライドブックも1冊ずつしか奪わなかった(状況的に奪おうと思えば全部奪えたはず)ところを見るに、メギドとは別の思惑がある可能性は高そうなのでその真意は気になる。

ではまた来週!