ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーゼロワン 第41話「ナンジ、隣人と手をとれ!」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 次回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

或人の飛電インテリジェンス社長復帰

 今回或人が飛電インテリジェンスの社長に復帰しました。これについてはちょっと思うところがあって、前回の感想でもちらっと書きましたが或人は3週前の回で「飛電には戻らない」と言っていたんですよね。
ところが今回、イズがヒューマギアを再稼働するよう直談判したのもあってか垓は飛電の社長を辞任しその座を或人に明け渡し、或人は再び飛電インテリジェンスの社長となった。
まあ、アークによる被害で緊急事態ということは考慮する必要もあるかと思いますが、だとしても福添さんが社長で良かったんじゃないかと。
結局或人は飛電製作所を作って(実際作ったのはイズですが)何をしたかったのか、「守らなきゃいけない会社がある」という発言はなんだったのか、全て薄っぺらく見えてしまうんですよ。
もし飛電インテリジェンスの社長に返り咲くのであれば、飛電製作所で培った技術を飛電インテリジェンスに転用するとか、「飛電製作所の飛電或人が一回り成長して帰ってきた」ことを示せるようなそういうストーリー展開が必要なんじゃないでしょうか。

 

そしてアイちゃんどこ行った...

 

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滅との共闘

 前回、次回予告を見たときに「垓みたいに急にまた滅を味方化させるのか...」と正直萎えていたのですが、結果的には理想的な共闘の形だったと思います。というのも今回の滅の場合「目的は人類滅亡」というところは全くぶれていないので、本当に一時的な呉越同舟としての共闘だった訳だから。
これまでアークの意志に従ってずっと行動してきた滅が自分の意志を問われて迷い、そしてアークに裏切られたことにより拠り所を失ったことで自分の意志を再認識する。
或人としてはヒューマギアの持つ夢が「人類に危害を加えないもの」であることを前提に話をしているので「うちの会社に来ないか?」などという発言をしています(滅亡迅雷.netはテロ行為をしているのでその発言自体どうなのという気がしますが)が、滅の夢は「人類を滅亡させヒューマギアにとって安息の世界を作ること」だった。だから彼らは決して相容れない。垓のときもこういう形であればまだ納得できたんですよ。
まあ、アークがゼロツーにボロ負けしたあの状況でなんで滅亡迅雷.netをも見限る結論を出したのかは謎ですが、これまで感じてきた違和感に比べればまだ飲み込めるレベル。

アクション面についても、ゼロツービッグバンの攻撃の中で迅の体から離れたアークゼロにスティングディストピアを決め、ゼロツービッグバンの止めで締める一連の流れが美しい。
次回アークは復活しますが、正直このまま滅との決着をつけて締めとした方が物語の着地としてはまだ綺麗な気はしますね。

 

 

次回予告。滅が人類滅亡を開始、ZAIA本社からの刺客が滅を始末しようとやってくる、アズが登場しアークが復活、イズに退場フラグと怒涛の詰め込み感。
イズの退場に関しては、セントラルメモリーの設定が完全に無視されてるのでイズの他のヒューマギアとは違う特別感がなくてあんまり危機感も感じないんですよね。。。セントラルメモリー抜かれても動いてるしゼロツープログライズキーとイズプログライズキーとヒューマギアの素体があれば普通に復活できそうだと感じてしまう。今は良い形で予想を裏切ってくれることを期待しましょう。
ではまた来週!

 

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