ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーガッチャード第23話「いつも心にズッキュンを」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

ズキュンパイアの目的

 ズキュンパイアが人間のエネルギーを吸収する理由が、ただ(人間のエネルギーを吸い取ってる)自覚がなかっただけなのは拍子抜けでした。
本人的には善意でやっている行動であるのはそうだろうとは思ってましたが、何か明確な目的があってそのために人間のエネルギーが必要とかそういう理由付けがある訳でもないし、フルパワーズッキュンとは何なのか、そしてそれがなぜ世界の平和が訪れることになるのかも一切説明がないし、なぜズキュンパイアだけがケミーの中で人間態を持っているのかも分からない。
そもそも錆丸(アイザック)たちが持っているデータにはズキュンパイアが人間のエネルギーを吸収して自分の力に変える特性を持っているのを知ってるのに、当の本人がそれを知らないっていうのは無理がある。
ズキュンパイアが人間のエネルギーを吸い取ってることを知らなかったオチで終わらせるなら、わざわざ2週かけてまでやる必要はなかったと思います。

 

マジェードの新フォーム

 新フォームであるムーンケルベロスの登場が唐突でした。第18話でネミネムーン、第19話でケルベロスのライドケミーカード自体は手に入れてるのでムーンケルベロスになること自体は別に不自然ではないんですよ。
ただ、第19話で変身できる状態になったのにここまで変身しなかった理由が特にないですし、今回出すにしても「満を持してマジェードの新フォーム登場だ!」みたいな出され方した割に、別にそんな大げさな出し方するほどのドラマやってなくない…?ってなってしまう。

 

さいごに

 前述の通り、これは2話分もかけてやる話ではなかったというのが率直な感想。やるなら前編で感じた疑問点をすっきり解消できるような作りにしてほしいところ。