ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーガッチャード第22話「愛は刃サーベル!ケミー・ストーリーは突然に」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

ズキュンパイア

 今回登場したズキュンパイアは人間の姿をしていましたが、あれはなぜなんでしょうか?もし誰か人間に憑依してああなっているのであれば、宝太郎たちに憑依したときに依代となった人間から分離する描写がないといけないはずですが、そのような描写はなくズキュンパイアが王冠だけの姿になって(人間としての体はそのとき消えた)宝太郎たちに憑依していたのでその線はないと思ってます。

また、人のエネルギー(生命力)を吸収して自分の力に変える能力があり、「使命がある」とか「僕がみんなを救ってあげる」とか言っていたのでズキュンパイア本人としては何かしら善意で動いているつもりではあるみたいですが、前後編なのもあってか今回は分からずじまいでした。

 

強化されたクロトーとの戦い

 ズキュンパイアを追う中で遭遇したクロトーとガッチャードの戦い。攻撃が重くなってると言っておきながら、すぐにファイヤーガッチャードにならずに通常のスチームホッパーのままエクスガッチャリバーでカマンティスを使わせたのは、販促上のご都合主義を感じてしまってモヤモヤしました。

シナリオ的にはグリオンから力を分け与えられたクロトーを多重錬成したマルガムであるサーベルマンティスマルガムへと変身させるために、クロトーにカマンティスを奪わせる必要があったからああいう描写をしたのかなと解釈してるんですけど、だとしてもあのときクロトーは宝太郎の動きが遅い隙を狙ってカマンティスを奪ったんだから、ファイヤーガッチャードオドリマンティスに変身しようとしたタイミングを狙われてカマンティスのカードを奪われる展開で良かったと思うんですけどね。なんであんな舐めプにしか見えないようなことをしたのか。

 

 

さいごに

 なんか今回の話は語れることもそんなになくて、これをわざわざ前後編にする意味はあったのか疑問なのが正直なところ。序盤だったら1話完結でやってたエピソードだと思うし、やっぱり冗長に感じてしまいますね。