ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーガッチャード第15話「掴めハッピー!輝けガッチャリバー!」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

 

クロスエックスレックスの扱い

 今回初めて変身したクロスエックスレックス。ラケシスが変身した三重錬成のクローバンブーラフレシアマルガムを瞬殺したので決して弱くはないんだろうけど、初登場の割にクロトーのドレッドに苦戦していたせいか、そこまで強そうに見えなかったのが正直なところ。これだったらエックスレックスの力をまだ制御できないとかで苦戦してる方が納得感はあった。
あと、クロスエックスレックス周りでは3点引っかかる部分があって。
1つ目はクロスエックスレックスへの変身をわざわざ2回やった理由について。上記のドレッドに苦戦した話とも関連しますが、クロスエックスレックス→スチームホッパー→クロスエックスレックスとわざわざクロスエックスレックスに2回変身させた理由が謎でした。ストーリー的には爽たちを襲うクローバンブーラフレシアマルガムから救うためという一応の理由はつけられてますが、別にわざわざスチームホッパーになる必要はない訳で。
2つ目は、唐突に初代仮面ライダーのタイフーン要素を入れてきたことについて。別に風属性のフォームという訳でもないし、みんなの思いが云々も今回だけ特別応援してた訳ではないし、何の意味があってあの描写をしたのかが分かりませんでした。
3つ目は、エクスガッチャリバーでユーフォーエックスのアブダクション能力を使ったタイミングについて。あれでドレッドを分離できるのであれば、最初からそれやって分離させてから戦えば良かったのでは?と思ってしまう。最初から優勢に戦ってたらあんまり気にならなかったけど、苦戦してただけにどうしても違和感を覚えてしまう。


爽が回想シーンで走って逃げた理由

 先週の感想で「爽がなんでその場から走って逃げたのか」については次回で説明してほしいという趣旨の内容を書きましたが、結局説明されずじまいで終わってしまいました。
オチとしては譲の勘違いで、爽は譲のことをダメなお父さんだなんて思ってなくてむしろ守ってくれるヒーローだと言っていた。このオチ自体に別に不満はないんですが、上記の説明がないのなら前回の回想シーンで爽が譲と編集者の様子を店の外から見た後走って逃げた描写が別にいらないんですよね。
譲が勘違いする上で大事なのは編集者に土下座するところを爽に見られたという事実だけで、そこから爽が走って逃げる描写をわざわざするのであればその理由を描かないと話が通らない。


煽られたアトロポス

 アトロポスりんねに「仲間とか親子の関係に憧れているんだ。だから否定する。自分の寂しさをごまかすために。弱いのはアトロポス、あなただよ」と煽られて怒りの感情を顕にするのは煽り耐性無いなとは思いつつもまあいいとして、りんねにかけていた術(りんねの手を操ってりんね自身の首を締めさせようとしていた)が解けた理由が分かりませんでした。
普通ああいう状況であれば煽られたことによる苛立ちでむしろ術を強くするし、なんなら針馬に使った術でりんねを消すくらいのことやるくらいの勢いだろと思うので、今回一番違和感を感じた部分でした。

 

さいごに

 クリスマスパーティーで加治木も宝太郎も選曲が昭和なのはなぜなのか。まあ加治木は京都回でのUFO繋がりなのは分かるけど笑