ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーガッチャード第14話「パクっとレックス!キケンなエックス」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

りんねの相談

 朝から宝太郎の元を訪ねてきたりんねアトロポスに「これから起こることは全て君のせいだよ」と言われて、錆丸の一件も自分のせいで起きたのではないかと責任を感じてることを相談しに来たのが目的でした。
宝太郎はりんねのせいじゃないと励ますと同時に、悩んでることに気付けなかったことに対する謝罪をしていて、ここだけ見ると言ってること自体はすごく良い奴なんだけどなあ。これを言うときの宝太郎の目がガンギマリだったり、これまでの他の言動で目に付くところも結構あったりして素直に喜べないのが悲しい。

 

エックスレックス

 人間を食べる(体内に取り込む)ことでその人間の過去の記憶を覗く習性を持つエックスレックス。ケミーカードに封印される過程が割とあっさりだったのは拍子抜けだったけど、宝太郎を取り込んで記憶を読み取ったことで力を貸すに値すると判断したからという理由づけは一応できているのでまあいいか。

そんなエックスレックスにもう一人取り込まれていたのが爽の父親の間辺譲。雑誌編集者に雑誌への連載終了をチラつかされて、記事の内容を捏造するよう仕向けられる姿を目撃されたことで爽に失望されてしまったと思い込んでいるようですが、これ爽は店の外から見ていて、窓が開いてる訳でもないから会話の内容は爽に聞こえてないはず。
まあ父親が仕事の相手と思しき人に土下座の姿勢とってるところを見たら、なんかあったのだろうと察するくらいはあると思うけど、失望が理由でその場から走って逃げてしまうほどになるには会話の内容を聞かれていないと不自然だし、譲の勘違いオチだとは思います。それはそれで、なんでその場から走って逃げたのかという謎はありますが、そこも含めて次回説明してほしいところ。


スパナのミッション

 謎の女性からレプリケミーカードとドレッドライバーの回収とりんねの監視を命じられるスパナ。りんねの監視は風雅との約束とかそういう類のものだと思っていましたが、錬金アカデミーの上位組織からの命令だったんですね。監視の理由としては風雅絡みではあるんでしょうけど。
レプリケミーカードとドレッドライバーの回収に関しては、冥黒の三姉妹のアジトに乗り込むも、ラケシスの変身したドレッド零式に可哀想なくらいボコられてました。それ故に、前回優位に戦えたのはドレッドの中身がボロボロ状態の錆丸だったからなのが決定的に。
こういう状況になるとそろそろヴァルバラドも強化フォーム来そうな気がしますが、あくまで疑似ライダーというポジションは保っていてほしいところ。


さいごに

 前後編の前編でしたが、後編への興味のフックになるようなものが弱い(前後編に分ける必要性が感じられない)回だなと率直に感じました。エックスレックスとは和解(?)したし、りんねのお悩み相談もしたし、残ってるのって爽が譲と編集者のやりとりを見てその場から走り去ったことくら

 

 

いなんですよね。前述の通りあれで爽が失望したととるのは厳しいものがあるし、本件が原因で現在進行形で致命的な親子間の溝があるとかでもないし、個人的にストーリー上ワクワクする要素がないのが残念でした。