ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

ジャマトグランプリ第1回戦かみなりジャマト祭り

 前回、ニラムを倒してヴィジョンドライバーを奪った者がジャマ神になれるとベロバは言っていましたが、それならかみなりジャマト祭りとかやる意味って何なんですかね?
かと思えば今回のエンドカードでは「最後まで勝ち残りスコアが一番高いジャマトはジャマ神となり不幸な世界を叶えられる」って言ってるし。
ヴィジョンドライバーの奪取っていう目に見えた目的があるのに、これまでのデザグラみたいな通常運転のゲームやり始めるの引き延ばしにしか見えなくて好きじゃないんですよね…

 

ギーツ世界の未来人

 ジーン曰く、彼らがいた未来は人格、外見、家族、恋人、職業と好きなようにデザインできるようになっていて、寿命も予め設定されているから死に悲しみもないとのこと。
未来では出来事の過程を楽しむというようなことができないから、デザイアグランプリで推し活してるということなのかな。
でも冷静に考えると、それ自体が他者に影響する訳ではない人格や外見はともかく、家族や恋人、職業のデザインって具体的にどういうイメージなのかが想像できないですね。家族や恋人は0からデザインして生み出す形だったらみんな好き放題作りまくって収拾付かなくなりそうだし倫理的な問題は出てきそうだし。
職業に関しても似たようなもので、まだ自営業は別としても、会社等のような組織化されている団体に勤務するようなケースの場合かなりカオスなことになりそう。まあその辺は多分何も考えてないんだろうけど。


 
祢音の出自

 今回祢音パパがニラムとの会話で「我々の世界から手を引くつもりか」と言っていたことから、祢音パパ自身が現代の人間であることは間違いなさそうです。
同時に、娘の祢音が創世の女神によって生み出された存在であることも明かされました。
これまで祢音はデザグラとの因縁が他のメインキャラと比べて薄い印象でしたが、この事実が発覚したことで英寿と同じかそれ以上に因縁のある存在になりましたね。
今回からのサブタイトルにある慟哭という言葉も、今後この真実を知って悲しみにうちひしがれる祢音を指してるのかなという気がします。
(そもそもデザグラで願うようなことじゃないという話は一旦脇に置いておくとして)真実の愛を求めている祢音自身がそもそも厳密には鞍馬夫妻の子ではなかったというのはなかなか皮肉な話。
 そんな祢音にキューンは今回2度目の直接接触をしましたが、デザグラの願いについての話をしたのでもう正体はバレてそうですね。というか、未来では外見のデザインが自由にできてケケラがカエルの姿していることを踏まえるとむしろキューンの本体って手紙なのでは…?

 

さいごに

 次回で英寿の秘密が暴かれるそうですが、以前ニラムと話していた「現代の人間ではない」というところにも触れてくるのかどうかは気になります。