ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第12話「謀略Ⅲ:スロット★フィーバー」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

タイクーンの復帰

 やっぱりやってしまったかというのが正直な感想。タイクーン復帰自体が不満というよりは、途中参戦という形であることに不満が溜まっているという感じが近いですね。
おじいちゃん(一徹さん)があの状況でもう戦えないからリタイアするのはまあ分かる。前例として前のデザイアグランプリの景和もそれで脱落したし。(あれはあれでどうなんだという思いもありますが)
ただ、一徹さんの代わりに景和がエントリーできますというのはちょっと腑に落ちない。
英寿が「これが本当に世界を守るゲームなら、断る理由はないはずだ。それとも、それだけではない秘密でもあるのか」とゲームマスターに啖呵を切っていたけど、デザイアグランプリが純粋にジャマトに立ち向かうためのパーティを集めるだけのものというなら途中参戦でも何の問題もないけど、最後に勝ち残る者1名を決めるゲームである以上は途中参戦ってやっぱりおかしくて。
まあゲームマスターが全てを決める権限を持っているから仕方ないと言われればそれまでなんですけどね。それが面白いのかどうかは置いといて。

あと気になったところとしては景和が、良樹くんが体を張って姉ちゃんを守ろうとする姿を見て、良樹くんに対して「君のおかげで大事なことに気がつけたよ」って言ってたところ。
一徹さんだって体張って景和たちを助けたの前回見てるんだしそばにいるんだから少しは触れてやれよと思ってしまいました。
一方で1つ良かった点というか少し安心した点を挙げるとすれば、景和の願いが「世界平和」から「退場した全ての人たちが蘇った世界」に変わっていたところ。

道長や祢音は願いが前回のデザイアグランプリと変わってなくて、思考的な意味で前回のデザイアグランプリから成長が見えなかったので、景和の願いが以前より明確化したのは見てて少し安心しました。
「退場した全ての人たちが蘇った世界」を願ったということは、英寿が脱落するルートも十分あり得るのでそこは少し期待したいですね。


フィーバースロットバック

 フィーバースロットバックルの仕様としてバックルの内容がランダムで決まるのはいいんだけど、1戦闘中で何回も引き直し可能なのはランダム性を持たせる意味が薄くなっているので個人的にはイマイチかなと。
これはあくまで想像ですが、前提として今回で全員フィーバー状態の画を撮りたいというのがあって、一発で全員フィーバーが揃ったらそれはそれでご都合主義すぎるだろうという話になりそうだから、引き直しできるようにしたのかなとか思ってしまう。

 

ジャマト文字

 今回のゲームクリアの鍵はジャマト文字でした。先人たちが日本語とジャマト語の対応表を作っていたので事なきを得た感じですが、もしあれが無かったら詰んでましたね。
最初に答えていたように日本語で「ひらけ」ならともかく、ジャマト語で答えるのを1からやるのはなかなかムリゲーなので、さすがにあの対応表は運営側で予め用意していたんじゃないかという気もしますが。


さいごに

 今回アルキメデルが「世界は我々のものだ、デザイアグランプリを破壊しておいで!」と言っていたので、ギロリとの関係が決裂するのはもう時間の問題ですね。そうなるとデザイアグランプリという形式がもう維持できなくなる気がしますがどうなることやら。