ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーリバイス第12話「弱さは強さ!?無敵のジャンヌ!」感想

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ヒロミの自分語り

 いざこれから戦おうってときに唐突に自分語りを始めるヒロミに思わず笑ってしまいました笑 もうあからさまに死亡フラグ立てに行き過ぎてて逆に死なないんじゃないかと。
昔いじめられっ子で、ヒーローがいつか助けてくれると思っていたけど現実はそう上手くはいかなくて普通は腐ってしまいそうなところを、自分自身が世界を守るヒーローになろうとしてそれを実現するというのはメンタル強い。心の中では何度も泣いてたのかもしれないけど。ヒロミの過去話も見てみたいなあ。

それはそれとして、散々ヤバいと言われてたデモンズドライバーがその片鱗を見せ始めた訳ですが、モグラゲノミクスの状態でバッタバイスタンプを読み込ませた直後にデモンズの体がビリビリして吹っ飛ばされ変身解除したのを見ると、バイスタンプの多重読み込みができないのかもしれません。(一応初登場の第7話~第12話までの間で多重読み込みしている回はない)

公式サイトのデモンズドライバーの説明を見る限り、デモンズドライバーはバイスタンプの能力多重化がウリなはずなんですが、これはヒロミがドライバーの能力に追いついていないのか、そもそもデモンズドライバー自体多重読み込みのシステムが不安定な状態なのか。。。

 

幸せの形

 アギレラが言ってた「この世にはいろんな幸せの形がある」という言葉。人によって物の好き嫌いだって違うんだから、何が自分にとって幸せかはその人によって違うというのも当然っちゃあ当然なんですよね。この言葉は今後さくらが重大な決断を迫られたときのの選択にも影響を与えそう。
また、今回はアギレラがなぜ物心ついた頃からデッドマンズにいたのか、どうして「すごく感謝してる。今がとても幸せ」と言わしめるまでデッドマンズ、ギフに心酔するに至ったのかといった新たな謎も出てきており、この先が気になるところです。
バイスが始まった最初はアギレラの両親がフェニックスの実験台にされるとかで殺されてその復讐のためにデッドマンズとして行動を始めたのかなとか考えていましたが、今回物心ついた頃にはデッドマンズにいたことが発覚したのでその線はなさそう。

 

さくらの決意とジャンヌへの変身

 さくらが前回変身できなかった直接的な原因は恐らく悪魔が生まれていなかったから。だからさくらのメンタルとジャンヌへの変身に直接の因果関係はない。けれどその直接的な原因である悪魔(ラブコフ)を生み出すきっかけとなったのはさくらが自分の弱さを認め向き合ったこと。これにより、変身システムの理屈は捻じ曲げることなく、あたかもさくらが自分の弱さを認め人間的に成長したことで変身できるようになったようにも見える見せ方となっている。これは個人的には結構好きなタイプの見せ方ですね。
まあ欲を言えばラブコフ誕生からさくらが一輝たちのもとへ向かうまでの流れは端折らずに描いてほしかったのが正直なところではあるけど。
変身後のジャンヌも、さくらの得意な空手に合わせてスピーディーな動きで徒手空拳をメインに戦う姿はとても見ていて爽快感があって良き。どことなくアクセルトライアルを思い出す感じ。
そしてラブコフについて、さくらの中の弱い部分として生まれたのがラブコフなので、変身してラブコフが実体化するとそれが弱点になるっぽいけど、悪魔は物理ダメージを感じてるのか割と怪しいので実はあんまり弱点じゃないのではっていう気もする。 可愛いゆるキャラ的な感じなので守ってあげたい感はありますが笑 彼女妙に毒舌なところがあるのはやっぱりコブラだからなんだろうなあ。ぜひ今後もバイスを積極的にクズ呼ばわりしていってほしい笑

 

このさくらの一件を振り返ると、今回の一輝は大二がさくらにキツく当たったことや涼くんの手術手配を裏でしてたことのフォローもして、さくらにも自分の弱さを見つめ直すきっかけを与える手助けをして、とてもお兄ちゃんしてたな~としみじみ思います。

 

さいごに

 ジョージが廃棄したはずのリベラドライバーをさくらに送ったのは誰なのかはまだ謎のままだし、プラナリアデッドマンの灰谷は今回退場せずさくらとの因縁が生まれたので中ボス的な感じになりそうだし、ヒロミは死亡フラグ立ててるしで、五十嵐三兄妹のエピソードは一旦一段落しましたが(カゲロウ次回出るっぽいけど)まだまだ気になるポイントはたくさんありますね。

今後どう話が進んでいくのか楽しみです。