ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーゼロワン 第35.5話「俺が社長で仮面ライダー」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

次回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

 

 

 この感想ブログを書くのもだいぶ久々ですね。約1ヶ月半ぶりの新作再開となった今回、正直1クールくらいは止まるんじゃないかと思っていたので、嬉しい誤算でした。
夏映画のこととか全体話数のこととか気になることはまだありますが、新作放送がまた再開できるのは何よりです。

さて、この5週間は或人視点での振り返り2回、諌視点での振り返り1回、諌のお仕事探しという形での職業ヒューマギア振り返り2回という形での総集編ではありましたが、アズの存在やプロジェクトサウザーで発覚したことなどの新要素も詰め込まれていて、ただの振り返りで終わらないところは嬉しかったですね。

 

滅亡迅雷.net4人のシンギュラリティポイント

 今回も滅亡迅雷.netをターゲットとした総集編的内容ではありますが、新録も加えた35.5話ということで感想を書いていきたいと思います。

35話で滅亡迅雷.netを再結成し、アーク復活のための最後のミッションとしてアークの使者、もとい専属秘書のアズが滅亡迅雷.net4人のシンギュラリティポイントを突き止める、というのが今回の主題。

 まず滅ですが、シンギュラリティポイントは父親、アークの意志とは関係なく迅をゼロワンから守ったのは父親型ヒューマギアとして迅を育ててきたことによるものでした。
滅自身は今それを否定していますが、最終盤でアークに迅を虐げられてこのシンギュラリティポイントで覚醒し、或人たちと共闘する展開はあるかもしれません。
こうして振り返ってみると、滅はなんで是之助社長が死んでからマギア作戦を起こしたんでしょうね。滅というよりアークの意志かもしれませんが。

 

 次に雷。シンギュラリティポイントは弟の昴でしたね。このシンギュラリティテストの中でもやけにアズに煽られてたのが印象的でした笑
ともあれ、未だ雷の中で昴の存在が大きいことは間違いないので、今後昴との絡みは見てみたいところです。

あと回想で出てきた仮面ライダー雷は見た目格好良いのに登場回(14話)で倒されちゃって勿体ないのでまた変身しないかな。。

 

 そして亡、元々システムエンジニア型ヒューマギアだったんですね。これまで言及されてきた通り記憶を改竄されZAIAに利用されてきた亡が、他のヒューマギアの夢を叶えたいという自分の意志に気づいたことで、諌と分離された今滅の夢を叶えることが自分の夢となっている。だからこそシンギュラリティポイントはヒューマギアとなっている訳ですが、滅の夢が変われば亡の夢も必然的に変わるので、滅、ひいては迅の動向次第では再び諌とのコンビでの共闘も見られるかもしれませんね。

 

 最後に迅。迅に関しては復活後関連(誰に復活させられたのか、なぜザイアスラッシュライザーとバーニングファルコンキーを持っていたのか、なぜより人間に近い見た目になっているのか等)然り今回明言された元々のヒューマギアとしての役割然り謎が多いんですよね。今回少し突っ込みはしたものの結局明かされませんでしたが。
そして迅だけアズではシンギュラリティポイントが分からず、迅から「僕のシンギュラリティポイントは滅だよ」と言われてシンギュラリティデータを渡した(素振りを見せた)のも気になるところ。実際他の3人のようにデータが受け渡されているような描写がありませんでしたし、あの後「全て予定通り」と誰かに連絡をとっていましたし。
このことからも、迅は今後のゼロワンという物語を左右する一番キーとなる存在と言えますね。

 

次回ついにアークゼロが誕生。予告映像を見る限り滅の体が器になるのでしょうか。
今回も含めこの6週間の要素が次回36話に繋がっているとのことなので楽しみに待ちましょう。
ではまた来週!