仮面ライダーゼロワン第36話「ワタシがアークで仮面ライダー」感想

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アークゼロ誕生

　前回滅亡迅雷4人分のシンギュラリティポイント(実際には迅以外と思われる)を得た結果、アークゼロが誕生しました。
武器自動生成能力やメタルクラスタホッパーと似た液体金属もさることながら、一番驚いた点としてはエボルトのように憑依相手を変えることができるところでしょうか。メタルクラスタホッパー、ランペイジバルカンとの戦闘で変身解除されたとき、迅が器になっていたのは想定外でした。
今回諌にも一瞬憑依しましたが、何か奪われたりしたのか、今後操られてしまう危険性はないのか等不安な部分はあります。ZAIAがレイドライザーの販売を開始したことで、結果的にアークに暴走させられる被害者を増やす可能性も大いにありますし。福添さんたちの胃も心配ですね。。

そして、今回迅と唯阿が手を組んでいたことが明かされました。なので前回の迅の通信相手は恐らく唯阿ですね。
アークを倒す(唯阿としてはその後のZAIAの崩壊)という利害の一致のため、アークを地上におびき出して倒すために滅亡迅雷.netを復活させたものの、アークの力が想定以上で撤退に追い込まれたというのが事の顛末。
ゼロワンやバルカンが後々協力してくれるのは織り込み済みなのかもしれませんが、迅とバルキリーだけでアークを倒そうというのはいささか無謀な気が。。バルキリーなんてライトニングホーネット以降強化フォームもらってないですからね...笑
実際割と冗談抜きでバルキリーには強化フォームをあげて欲しいと思ってます。せっかく「初の女性レギュラーライダー」という触れ込みで制作発表会見でも注目されていたのに、これで終わりというのは悲しすぎます。。。

ちょっと脱線しましたが、迅と唯阿は手を組んでいたものの、迅を復活させザイアスラッシュライザーを与えた人物はまた別にいる気がしますね。(もし唯阿が復活させたのなら今回自らの行動を懺悔したシーンでそれを言わなかったのはあまりに不自然なので)
かれこれ1クール引っ張ってきたのでそろそろここも明かして欲しいところです。

仮面ライダーゼロワン DXゼロツープログライズキー&ゼロツ―ドライバーユニット

発売日: 2020/06/13
メディア: おもちゃ＆ホビー

AIちゃんと諌の家族

　飛電製作所だからこそ作れるヒューマギアとして今回作成されたアイちゃん。職業ヒューマギアではなく「そばにいて相手の話を聞くこと」を目的としている友達型AIですが、これを見ると第6話のラストで多澤さんにあげてたスマートスピーカーっぽいAIを思い出します。

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そしてこのアイちゃんの声優を務めるのが特撮ではゴーカイイエローやラプター283、チビガルーでおなじみのM・A・Oさん。今回仮面ライダーシリーズには初の出演になりますが、これであとウルトラマンシリーズへの出演を果たせば三大特撮制覇ですね。
彼女の場合女優としての市道真央名義と、声優としてのM・A・O名義とでそれぞれ制覇する可能性もあるのでこれを達成したら偉業だと思います。

さて、話を戻しますとこのアイちゃんの初めてのユーザーとなったのは諫でした。
諫の心のモヤモヤは家族の今の様子が気になるが自分がどうすべきかという葛藤。
よく考えたら諫は改竄された記憶が元に戻った訳ではなく、本当の記憶を亡から聞いただけなんですよね。

そんな中アイちゃんから
「自分が本当にどうしたいか素直になって自分に聞いてみる」
というアドバイスをもらって自らの意志で家族の住む家を見に行き、幸せそうに暮らす家族の姿を見て安心する諫。
諌「普通だ。だが、普通で良かった。つまらないほど普通で、安心した。あのAI、悪くないな」
このセリフが良いんですよね。普通であることは変化という意味ではつまらないかもしれない。でも普通であることも立派な幸せの1つなんだと思います。
あと親父ギャグで笑うのは遺伝だったんですね笑

アイちゃんを「今のお前に必要な友達」として唯阿に託すところもまた良いです。
自責の念に駆られる唯阿の心を救って欲しいですね。

次回予告では仮面ライダー亡らしき姿が出てましたね。何のプログライズキーを使うのか気になりますが、諫との縁も踏まえるとウルフ系でしょうか。垓もA.I.M.S部隊を率いてアークゼロに挑むようですがまたボロボロになるのが目に見えてて...レイドライザー販売の件も綻びが出そうですし。ともあれ、次回の放送を待ちましょう。ではまた来週！