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ヒューマギアのリセット
ラーニングされた内容がすべて消され、契約時の状態に戻ってしまうヒューマギアのリセット。ヒューマギアも一種の機械である以上このような機能があることはごく自然ではありますが、或人のようにヒューマギアを人間と心を通わせるパートナーとして考えている人にとっては複雑なものではありますね。
規約では契約者しかリセットできないようになっていますが、飛電の社長としての立場と或人個人としての立場の間で苦悩するシーンは今後もありそうな気がします。いずれはイズも...
熱血体育教師のヒューマギア
今回のゲストヒューマギアはバスケ部顧問を務める熱血教師のコービーでした。
そのコービーをリセットしたいという相談を或人が受けたところから今回の話が始まった訳ですが、まあ佐藤先生の気持ちも分からなくはないんですよね。元々、授業やらテストやらで忙しい先生の代わりに監視役として導入したはずなのにいつの間にか熱血教師になってて、いわゆるモンスターペアレントな親からは部活のせいで受験が失敗したらどうするんだと圧をかけられ、自分でコービーのリセットをかけようとするもコービーに見つかり正論を言われ何も言えなくなる。
とはいえコービーの行動って練習時間1時間オーバーという点はあるものの、ヒューマギアとして「バスケ部を勝利に導く」ための最適な行動をとっているだけで、生徒から反感を買っている訳でもない。むしろ部員たちからの希望から算出した練習時間だと言っているから、責められるいわれはないんですよね。。。
バスケ部の奮闘
今回の或人は、マギアとの戦闘で学校が使えなくなったときに飛電インテリジェンス所有の練習場をバスケ部に提供したり、自ら練習に参加したりするところが良い意味で社長らしさと社長らしくなさが共存してて良い塩梅。
コービーのリセットを賭けた試合に負けた後、責任を感じバスケ部を辞めると言い出す裕太へのコービーの行動がスポ根アニメっぽくて印象に残りますね。バスケ部回ということで頭にはよぎってましたが、スラムダンクの安西先生のあの台詞が出るとは。あの台詞も好きなんですが、個人的には1人のヒューマギアの台詞として考えたときに「私の先生は...みんなだ！」の台詞の方がお気に入り。
結局これまでの例に漏れず、シンギュラリティに到達したコービーは滅亡迅雷.netの手によりマギア化されてしまいましたが、バスケ部は裕太たちが退部しなかったことで人数が減らなかっただけでなく、むしろ試合を見て入部した新入部員のおかげで部員が増えるという結果に。新生コービーはまた1からラーニングし直しではあるけど、次の春大会に向けて前を向いて進む、希望の持てるラストだったんじゃないでしょうか。
暗殺ちゃんと迅
今回暗殺特化型ヒューマギアとしてマギア化され、ゼロワンを狙うよう指示された通称暗殺ちゃん。繰り返しラーニングさせ成長させていくマギアというところがこれまでのマギアとの違いでしょうか。「あんさつ～！」の言い方がどう考えてもIKK○さんですね笑
そして前回の初変身に続き今回も変身した迅ですが、前回シンギュラリティに到達した状態からリセットされたせいか迅は前回とは打って変わってウッキウキで変身してましたね。暗殺ちゃんとのコンビを見ているとまるで幼い兄弟のようです。
あと暗殺ちゃん真っ向からゼロワン狙ってたけど、もはやそれは暗殺ではない笑
同時変身とフリージングベアーと唯阿の暗躍
いや～やっぱり同時変身って格好良い…！今回は初めてのゼロワンとバルカンの同時変身が見られましたね。相変わらず諫は強引にプログライズキーをこじ開けてるけど、そろそろ唯阿はやり方を教えてあげて...
戦闘シーンでは、唯阿から渡されたキーでのゼロワンのフリージングベアーへのフォームチェンジ、イズから借りた(というよりあれは奪った？)アタッシュカリバーでのバルカンのカバンストラッシュ、マンモスマギアに炎攻撃を返されて熱がるゼロワンにフーフーしたり、フリージングベアー変身時に背後で拍手してるイズ(可愛い)と見どころ満載でした。フリージングベアーは攻撃方法とか含めフレイミングタイガーの対っぽい感じに見えますね。
また、唯阿は回収した暗殺ちゃんを観察・録画したり暗殺ちゃんが倒された後マンモスキーを回収したりしてましたが何を企んでるんでしょうか。或人に渡したフリージングベアーのキーにも何か細工してあるんじゃないかと疑ってしまう…
次回はナースのお仕事回。ナースのお仕事と聞くとどうしても「あ～さ～く～ら～！」と吠える松下由樹さんを思い出してしまいますね笑 次回はまた脚本が高橋悠也さんに戻るので、エグゼイドを経た上でのゼロワンでの医療系の回としてワクワクして待っています。
そして今回、迅から或人たちに滅亡迅雷.netが狙う対象が「シンギュラリティへ到達した(自我に目覚めた)ヒューマギア」であることが或人たちに知らされたことで、或人、諫、唯阿それぞれの思惑がどのように交錯していくのか楽しみです。
