ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第5話「邂逅Ⅳ:デュオ神経衰弱」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

道長の戦う理由

 今回で、道長の戦う理由が道半ばでデザイアグランプリから退場した友人・今井透絡みであろうことがおぼろげながら描かれました。今回はまだ前編ということなので、次回ではより具体的な道長と透の過去やそこからデザイアグランプリに参加するに至った経緯が描かれることを期待したいところ。現状英寿を目の敵にしている理由についても、透が退場した現場に彼がいたというだけでは理由としてまだ不十分な逆恨みレベルですし。
また、道長が接近戦を好む理由について景和が突っ込んでいましたが、道長曰く「距離を空けるのが性に合わないから」とのこと。

うーん、絵に描いたような脳筋。それに対して景和が「よく誰かに突っかかってるし、ライダーとしても人としても距離が近いんだね」と言っていたのは煽りにしか見えなかったけど多分本人は無自覚なんだろうなあ。


バックルの鮫トレ

 前述の通り近距離戦闘派の道長がゾンビバックルを使えるようにするため、英寿にバックルの交換を持ちかける景和。個人的にこのシーンの祢音はあまり好きではありませんでした。彼女はゾンビバックルとマグナムバックルの交換を英寿に持ちかける景和に、ブーストもセットで付けるように要求していました(しかも英寿がバックルとIDコアの相性について説明したのを聞いて納得した上で)。
そもそも何が「その代わり」なのか分からないし、交換相手である英寿が言うならともかく、ただデュオを組んだだけでかつ前回景和に借りがある祢音が口出しするのは変だなと。意図的に嫌な性格だということを描写したいならそれでいいんですけど、そうじゃないならこういう描写をするのは違うかなと思いました。その交換に応じちゃう景和も景和だけど。案の定道長にもブーストまで渡す必要はないだろと言われていたし。

 

運営からの参加者

 デュオが組めない森魚に用意された運営からの参加者パンクジャック。見た目は完全にジャック・オ・ランタンですが、元ネタ的に考えると中身はデザイアグランプリ脱落者の誰かな気がします。本人の意識がちゃんとある状態かどうかはさておき...

今回のエピソード的には、正体が透だったりすると道長にとっては精神的にキツい展開になりそうですね。顔出し声出しNGなので何も明かされないままフェードアウトする可能性も大いにありますが。

 

さいごに

 今回ラストでデュオ交代チャンス券の存在が明かされました。デュオ交代の相手は再び抽選で決まるということなので、個人的には道長・英寿コンビになったらどうなるかが見てみたいところ。プレイヤー各々が1枚ずつデュオ交代券を手に入れられるのであれば、最大5回まで変わる可能性があるので対立構造が結構混沌としそう。まあ順当に行けば森魚が退場しそうですが、既に獲得済みのスコアは個人の持ち点として新しいデュオに引き継げるということなので、ここが肝になるでしょう。
スコアの引き継ぎが「デュオのスコアを各プレイヤーがそのまま変更後のデュオに引き継ぐ」ルールなのかどうかが気になりますが、もしそうだった場合3組とも同率で終わる可能性も出てきます。
ただ、まだ森魚はデザイアグランプリ参加の目的とかバックボーンが明かされていないので、道長の話をやりつつ森魚の話もやって退場までもっていけるのかという懸念があるのも事実。
ともあれ、次回に期待ですね。