ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーギーツ第3話「邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り」感想

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平さんの個人情報

 今回景和が面接先の会社の人に平さんの個人情報を教えてもらっている描写がありましたが、あそこは違和感を感じました。
同じ会社の社員同士ならともかく、いち就活生である景和が、面接していた会社の人事部長の個人情報を教えてもらえる訳ないと思うんですよね。平さんの家族写真はまだ景和が持っているはずなので、例えば平さんの奥さんが警察に捜索願いを出しているところに偶然遭遇するとかの方がまだ納得できる。

前回の治らない病気という表現もそうだけど、もう少しこういうところは気を遣ってやってほしいなあと切に願います。

 

英寿の助太刀

 今回の英寿はベンとジョン(祢音のSP)にサインをあげたり、(ゾンビジャマトの水攻めに巻き込んだとはいえ)ナーゴをゾンビジャマトやダパーンから助けたりと前回までに比べて、優しいように見えました。というか過去2回がチャラかったり人を騙してバックルを奪ったりする印象が強くてヒーローとしての印象がかき消されてしまっていた。
根は優しいやつってことなのかもしれませんが、英寿という人物を好きになるためにもやっぱり英寿の過去の掘り下げだったり1・2話でした上記の行動へのフォローはしてほしいところです。

また今回英寿が「俺はここにいる。たとえあなたが気づかなくても、必ず見つける」と言っていましたが彼の探している人が誰なのかも気になります。

 

墨田奏斗

 ダパーンに変身する墨田奏斗。マグナムバックルを餌に道長に手を組もうと持ちかけたり、祢音を騙してゾンビに噛ませたりする強かさを持つ一方で、人類滅亡という願いを祢音にド正論で論破されるあたり良くも悪くも年相応というか、鎧武のミッチの黒いときを思い出します。
まあ奏斗の言うように確かに努力しても不幸はやってくることもあるけど、それでも前を向いて進むか腐って自暴自棄になるかは結局その人次第ですからね。何でも願いが叶うという体のデザイアカードに破滅的な願いを書いている時点でだいぶ思考はヤバい状態ですが。

 

さいごに

 スコア最下位は退場というルールかつゾンビに感染したのが2人という状況で誰が脱落するのかというのは楽しみです。順当に考えれば奏斗か森魚のどちらかですが、森魚はまだ欲望の内容やバックボーンも分かってないしやっぱり奏斗かなあ。祢音の優しさで奏斗もゾンビ状態からは救ってもらって生存のまま退場の可能性もありますね。
今回ははぐらかされる形となった祢音の望みについても、次回どう説明されるのか気になるところ。