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結婚相談ヒューマギア 縁結びマッチ
前回の結婚詐欺事件の裁判で榊さんの冤罪は晴れたものの、当然といえば当然ですが千春さんと榊さんは破局。そこで終われば良かったものの、なんと千春さんが結婚相手を探してくれと飛電の社長室まで乗り込んでくる始末。
半ば気圧される形で縁結びマッチを紹介する訳ですが、まさか福添さんも山下さんも独身だったとは(山下さんはバツイチでしたが)思いませんでした。好意的に捉えれば福添さんはこれまで先代社長のために仕事一本で頑張ってきたってことなんでしょうね。
彼にはマッチ田成子が担当につきましたが、昔はあんな感じの世話焼きのおばさんが周りにいて男女を引き合わせ結婚まで導いてたって話を聞きます。そういう仲人的な役割を果たしていた人たちのポジションが今や結婚相談所やマッチングアプリのようなビジネスに置き換わっていると考えると時代の流れを感じますね。福添さんに関しては結局ベストマッチは見つからなかったので、やっぱり人間的にちょっとアレなところはありそう。。
さて、本題に戻りましょう。
マッチ「婚活とは叶わぬ夢を追うのではなく現実的な幸せを掴むこと。現実から目を逸らしては幸せな結婚はできない」
この言葉は真理だと思います。現在独身の私が言うのもおかしな話ですが、結婚においては「妥協」が必要なんですよね。
あれもできてこれもできてこうしてくれて...と理想を突き詰めていくと際限がないですし、仮にそんなレベルの超人がいたとしても得てしてそういう人は既に他の人と結婚しています。
結婚とは元々他人だった人同士が1つ屋根の下で暮らす訳ですから、これまでの生活と違う点も細々と出てきます。その差異1つ1つに目くじらを立てていてはお互いの精神が持たないですし、良い意味で「妥協する」「許容する」ことは大事だと思うのです。
もし結婚したいと本気で考えているのであれば、相手に100%を求める、ましてやどこぞの社長のように1000%を求めるようなことはあっちゃいけない。大方の人間は完全ではない、Nobody's Perfectなのだから。
だからこそ、本当に自分の中で譲れないものは何なのか、一度見つめ直してみるのも良いかもしれませんね。
1000%社長とのお見合い
マッチの分析で「辛口でも正直に、自分の意見をはっきり言う人」として呼ばれた垓。垓って恋愛とか結婚とかには興味なさそうに見えたので、婚活してるのがすごく意外。
今回特に印象的だったのが垓のプロフィールの紹介をやらされる唯阿の話し方。
「シャインカラミテモ、カレハホントウニスバラシイシャチョウデス。アマツシャチョウノモトデハタラケテコウエイデス」
ヒューマギア顔負けの完全な棒読みで無理やり言わされてる感が半端ない笑 或人に図星を指されたときや、マッチが垓をボロクソに言ってるときの唯阿の表情がまた可愛いですね。唯阿ちゃんもうZAIA辞めよ？
また、垓の「永遠の24歳」を遮ってすかさず「ホントは45歳」とカットインするイズもさすが笑
マッチのバッドマッチ
千春さんに嫌われるためにわざと突き放すように言うマッチ。イズに教わったという「人間が心の底から不快になるような最低な言葉」、放送コードにガッツリ引っかかってるせいかほぼ内容が見えませんでしたが何を教えられたのか気になるところ。マッチがその罵詈雑言を言ってるときのエンジの動きもなかなかシュールです笑
これにより千春さんがマッチを嫌いになる。ここまではいいんです、そうここまでは。
問題なのは、「なぜ千春さんのビンタ一発でマギア化するのか」というところ。
これまでサクヨやスマイルは試合の最中にわざと誤ったアドバイスをされたり、幟を突っ込まれて水落ちさせられたりと「人間の悪意」に触れたことにより暴走しましたが、
千春さんのビンタってわざと嫌われるようにマッチから誘発したことであって千春さんの悪意というには首を傾げざるを得ません。
今回担当の脚本家さんはゼロワンへの参加が初めての方なので、そこら辺うまく意思疎通できてないんでしょうか？
メタルクラスタホッパーの暴走
メタルクラスタホッパープログライズキーに組み込まれている強制割り込みプログラムにより、メタルクラスタホッパー以外のプログライズキーの読み込みが拒絶されるようになってしまったゼロワンドライバー。
今回ストーミングペンギンレイダーが現れたとき変身をためらっていましたが、葛藤の末変身し案の定暴走。アサルトウルフがバスターダストで止めてる隙をついてバルキリーがプログライズキーを抜くことで変身解除に成功しました。
バルキリーは今回久々の変身でしたが、ライトニングホーネット共々こういうところでの見せ場があったのは嬉しいですね。
ここで終わるかと思いきやマッチがマギア化した場面でも他に止める手段がないため再度変身。結果的にマッチがガエルマギアになって暴走、ストーミングペンギンレイダーも(千春さんのためにある意味)暴走、メタルクラスタホッパーも暴走、そこに乱入するサウザーとカオスな構図に。
相変わらずオートガードとメタルホッパーの大群が強く、他3人を圧倒するメタルクラスタホッパーですが、悪意で満たされたデータ空間で苦しむ或人の様子を映したところで今回は幕引き。
正直今回は違和感を感じる場面もありましたが、次回は或人がこれまで交流してきたヒューマギアたちの協力によってついにメタルクラスタホッパーを制御するという熱い展開のようなので期待してます。ではまた！
