ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーガッチャード第38話「虹の彼方に」

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 


宝太郎の再起

 宝太郎がタマゴン(ニジゴン)に「特別な錬金術の才能はない普通の高校生だ」ときっぱり言われてるのを見てなんか笑ってしまいましたw宝太郎の場合才能だけでなく勉強する気もなさそうだけど。普通の高校生という表現も正しくなくて、宝太郎の言動って良く見積もっても小学4〜5年生レベルなんですよ。端的に言えば幼い。コロコロコミックのギャグ漫画の主人公みたいな感じなのに高校生設定なのは全然噛み合ってない。しかもりんねはそんな宝太郎に惚れているというのだからなおさら意味が分からない。りんねが宝太郎を魅力的に感じる要素皆無でしょ。
今回の話の肝は宝太郎がケミーたち(特にホッパー1)の喪失からどう立ち直るのかというところにある訳ですが、その説得力が薄いというか、なんで立ち直れたのかがよく分からない。こういうところにこそりんねやスパナを関わらせて再起のきっかけを与える役目を担わせるべきじゃないんですかね?ただでさえ戦力としてはガッチャード一強みたいな状態なんだから、キャラとしての役割がないと本当に噛ませ犬でしかなくなってしまうと思うんですけどね。
りんねは今回自分が絵本のことを話したせいだと凹んでるところを蓮華に発破をかけられて再起してましたが、あれはりんねの再起であって宝太郎が立ち直るのとは関係ないし(正直今回のりんねの再起のくだり自体いらないだろという気もしますが)、こういうくだりをりんねやスパナが宝太郎に対してやるべきなんですよ。特にスパナは宝太郎と普段関係性を深められていない分ここがチャンスだと思うんですけど。
また、宝太郎は「俺はホッパー1たちのことだって諦めない。まだ誰も知らない錬金術を見つけて、復活させてみせるよ。例え何万回失敗したって、いつか必ずガッチャする。」と言っていましたが、錬金術の才能がない人間がどうやって誰も知らない錬金術を見つけるのかとか具体的なところには触れなくて、なんというか口先だけの妄言にしか聞こえないんですよね。結局白色化したケミーたちはレインボーガッチャードの謎の光で復活してて、そこに何の脈絡もないし。公式サイトによると一応次回で説明が入るみたいですが。

www.kamen-rider-official.com


さいごに

 宝太郎が作ってたガッチャードオムライス、卵部分が食欲減退色すぎて不味そう。料理と錬金術も同じでコツが掴めたと宝太郎は言ってましたが、本当に錬金術と料理が同じならメシマズな宝太郎は錬金術のコツ掴めてないことになるけど大丈夫…?そしてタマゴンはあれをどうやって食べてるんだ?
あとニジゴン(タマゴン)関連で気になる点としては、他のケミーはそのような形態がない中でなぜニジゴンだけが卵の形だったのか。また、なぜ風雅は101体目のケミーであるニジゴンをガッチャードライバーに組み込んだのか。この辺りはちゃんと説明してほしいところです。