前回分はこちら。
chirashinoura-world.hatenablog.com
カグヤの好感度
今回冒頭でカグヤがレジェンドに変身して宝太郎に襲いかかっていた理由が分かりませんでした。これも真意としては宝太郎を巻き込みたくないという思いがあるのは分かりますが、前回和解しているのにもかかわらず、今回また宝太郎に襲いかかるという方法をとる意味が分からない。何にも成長してないじゃんっていう。
しかもその直後アークワンマルガムから撤退したときには普通に宝太郎に事情を話していたので、冒頭の時点でそう言えよってなおさら思ってしまう。
それに、ゴージャスグランドジオウが鎧武のレリーフから呼び出したカチドキの旗の扱いがあまりに酷かったのがすごくモヤモヤしました。歴代ライダーへのリスペクトとは真逆の行動ですよねこれ。
こういう所業を見ていると、テレビ本編に出てきたことでカグヤはむしろ評価を下げているような気がしてなりません。
さいごに
ストーリーの内容としてはほとんど語ることがないなというのが正直なところ。
公式サイトにはレジェンド編をやるにあたっての狙いとして、カグヤの目線を通してガッチャード世界のキャラのスタンスや魅力をもう一度見てもらうことが挙げられていましたが、ほぼレジェンドや歴代ライダーのお披露目会でしかなかったのにその狙いは達成できたのかは疑問。
また公式サイトでは、33話のゼインの登場理由が、ただの番宣でしかない(夏映画に新ライダーが出るのと同じ)ことが記載されていました。次回作の新ライダーならともかく、現在進行系で話が動いていてかつ過去作の設定も絡んでくるキャラを番宣のスタンスで登場させるのは混乱を生むだけにしか思えないです。ゼインなら、悪意の塊であるギギストを放置するのも違和感しかないし。
一方で、ストーリーとは別の部分ではありますが唯一、カグヤとバトラーが元の世界に帰る途中でガッチャードデイブレイクの世界線を目の当たりにして、その後の夏映画の宣伝に繋げるところは良かったと思います。