ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーリバイス最終話「あくまで家族、いつかまた会う日まで」感想

前回分はこちら。

chirashinoura-world.hatenablog.com

 

契約満了の果てに

 先週の感想でも書きましたが、今回バイスが変身することで一輝がバイスのことを忘れるのを確定事項のように話しているのはすごく違和感がありました。「あと1回変身すれば、一輝が変身すれば、俺との契約が終わる」って言ってたけど、消える記憶の法則性は分からないって話じゃなかったっけ?ついこないだバイスが変身しただけでも一輝の記憶消えてたのに、一輝が変身することが条件みたいになってるのもおかしい。一輝が写真から消える件も何度も言ってるけど一輝の記憶が消えるのと連動する理由もよく分からないままだし。
結局契約満了したら一輝の記憶が戻る理屈も全然分からないままだったし、一輝とバイスに感動するにはあまりに周りのノイズが多すぎました。
アクション面でもプロレスとはいえ通常バイスの攻撃でアルティメットリバイの変身が解けるのもよく分からないし、何よりこのプロレスシーンがあまりに冗長すぎる。。10分くらいやってなかった?これ。

 

結果として、一輝の記憶が戻るのはともかくバイスが消えるのは想定外でしたが、冬映画ではどう復活させるつもりなんでしょうね。もし今の状態でリバイスドライバーで変身しようとしたらどうなるんだろう?

 

それぞれの行く道

 まずは大二とヒロミ。フェニックスをブルーバードという新組織として再興させようとするのは順当というか、まあそうなるよねっていう印象。どちらかというと意外だったのは玉置と花がそこの工事現場で働いていたこと。償いとしてはどうなんだと最初思ったんですけど、花の「感謝してる。猶予とチャンスと居場所を与えてくれたこと。」という台詞から見るに執行猶予ついた感じなんでしょうか。

 

さくらは医大を目指すと言っていましたがこれはジャンヌ初変身回の空手道場の師範代がデッドマンズ犯罪に手を染めた理由が、病気の息子の手術代のためだったからですかね?ただこれ多分ほとんどの視聴者忘れてるでしょ。。。正直俺も忘れてましたし。散々尺余らせてたんだから、ただ無敵無敵連呼させるだけじゃなく、医療の道を志す描写くらいこの1年の間で描写できたと思うんですけどね。


母ちゃんはバイチューバーの才能を開花させ、オルテカは相変わらず独房生活、ジョージはオルテカを煽った後でヒロミと一緒にダディの墓参り。ジョージは結局仕事どうしてるんだっけ?科学者は科学者なんだろうけど。

 

一輝はしあわせ湯で家業をやりつつジーコや昴先輩とサッカー。昴先輩もサッカーしてるってことは執行猶予ついたのかな。それはそれとしてこのシーン唐突なキングカズ登場にだいぶ意識持ってかれた印象ある。

 

そして最後の最後まで朱美さんには触れられずに終わりましたね。。。夏映画で発覚した母ちゃんのアレにも一切触れられずに終わったのもなかなか衝撃でしたが。朱美さんに関しては元々1話限定のゲスト予定だったらしいですが、出番増えた割に扱いが不憫すぎる。

 

さいごに

 個人的には最終回ながらあまり語る内容がなかったなというのが率直な感想。TTFCでプロデューサー座談会も出たようなので、それを読んでから追々リバイス全体を振り返っての感想も書ければと思っています。