前回分はこちら。
chirashinoura-world.hatenablog.com
次回分はこちら。
chirashinoura-world.hatenablog.com
今週の大二
大二が元太からの留守電を聞いているシーンで、
赤石「誰からの電話だ?」
大二「あなたには関係ない」
赤石「息子よ、反抗期なのかな?」
大二「触るな!家族ごっこに付き合うつもりはない」
の会話はそこだけ見てるとまるで本当の思春期の親子のようなやりとりでした。マジで制作陣はこの二人をどう見せたいんだろう笑
戦闘ではついにジャンヌにも変身解除させられてしまうホーリーライブ...もうとても最強フォームとは思えない扱いで泣きたくなってきますね。
そして元太が自らの戦う姿を見せて「自分を許すこと」の大切さを説いたことで、ようやく大二も元鞘に収まるかと思われましたが、ギフの横槍が入ったことで中断。次回でギフや赤石にまたメンタル揺さぶられるようなこと言われなければ戻りそうな気配はありますがどうなることやら。
まああれで戻ればそれはそれで単独で説得しに行った一輝の無力さが目立ってしまってなんとも言えないものはありますが。
元太とベイル 25年の因縁
25年の長きに渡った元太もとい白波純平とベイルとの因縁にもようやく終止符が打たれました。元太はベイルドライバーをアップデートしたデストリームドライバーで仮面ライダーデストリームに、ベイルはクリムゾンベイルバイスタンプでクリムゾンベイルに変身しそれぞれ強化された状態で繰り広げられた激闘。どちらもデザインは好みなんですが(クリムゾンベイルに関してはほぼジャックリバイスまんまですが)、真澄はなぜベイルにクリムゾンベイルバイスタンプを渡したんでしょうか。
メタ的には一方的に弱ってるベイルをボコボコにする絵面より、実力が拮抗して激闘を繰り広げる絵面の方が良いし、スピンオフベイル第5話での純平とベイルの激闘を再現したいという思いがあろうことは理解できるんですけど、物語としては真澄が敵に塩を送った形にしかなってないんですよね。最終的にベイルを吸収するために必要になるとはいえ、それをベイルに渡す必要性はないですし。
一方元太の変身するデストリーム、変身ポーズがどことなく腹を決めた武士っぽいなと思ったらやっぱり切腹を意識したポーズみたいですね。個人的には結構好きですこれ。
因縁の決着は元太が制し、最終的に元太はベイルを許しました。それは自分もろとも倒すことを選んだ純平時代とは真逆の選択。そう選択した理由としては、一輝とバイスの関係を見て人間と悪魔の共存の可能性を見た(自分の中の悪魔もまた自分として受け入れ生きる)こと、そして幸実から「自分は幸せな人生を送れている、どんな人生を歩もうと見守る」と言う趣旨の言葉を言ってもらえたことが大きいでしょう。
まあ許すとは言っても、これまでベイルは元太(白波純平)の家族以外にもウィークエンドのシェルター襲撃等で少なからず犠牲者を出しているであろうことを考えると、バイスのようなノリで扱うのは危険。かといって元太自身がベイルとともに死ななければならないというのも25年前にやろうとしたことと同じだし、真澄が体を張ってベイルを封印した意味が弱くなってしまうので、元太の体内に吸収して奥底で眠ってもらうというのは落とし所としては妥当でしょう。
ただ今回の話で一番致命的なのは、これスピンオフベイルを見てない人にとっては正直なんのこっちゃという話だろうなと思ってて、スピンオフベイルの主題歌「My dream」が今回の挿入歌として流れたのもスピンオフベイルの視聴者にとっては感慨深いけど本編しか追ってない人にとってはこの曲何?って感じになっちゃうんですよね。
そう考えるとやっぱり有料配信のスピンオフを見ていないと分からないTV本編の構成にしているのはいかがなものかと思う訳で。本編放送中に有料配信でやるスピンオフは、それなしでもちゃんと本編の流れが理解できる作りになっていないといけなくて、本編とスピンオフが合わさって初めて100%になるようなやり方はやっちゃいけないんですよ。去年のセイバーもそうだったけど。
さいごに
前回の感想にも書きましたが、赤石の体の石化(崩壊?)が始まっているのはなぜなのか今週もよく分かりませんでした。今回退場したかと思ったら次回予告見る限りまだ生きているようなので、その辺りの話に触れてほしいところだけどまあしないだろうなあ。。ヘルギフテリアンをアルティメットリバイスが倒したときもその辺触れなかったので、まあ再生能力を上回る力を叩き込んだくらいの感覚なんでしょうね。
そして真澄も何を患ってたのか、今回で本当に退場してしまったのかも分からずじまいなのでさすがにそこは来週フォローしてほしいなあ。