ちらしのうらのせかい

特撮のことから日常のあれこれまで、気ままに綴っていきます

仮面ライダーリバイス第29話「クランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!」

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次回分はこちら。

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ヒロミの生存確認

 細かい部分はDEAR GAGAで描くにしても、ヒロミの生存確認をさくらの「ヒロミさんが生きてたんだって!」で済ませてしまうのはちょっとどうなんだろうという気はする。生死不明の状態からどうやって一輝と大二とバイスがヒロミの実家に行くに至ったのかは本編内でもフォローが必要じゃない?

 

ジョージの弁解

 デモンズドライバーのデメリットをヒロミに黙っていた件について、ジョージは赤石長官による明確な指示だったと言っていましたが、それ抜きにしても第2話降格処分を受けて必死に弁解するヒロミを、第16話では体調不良を訴えるヒロミに対しヒロミが去った後に嘲笑していたし、第20話では「我が命を懸けて、世界を守る」というヒロミの言葉を茶化していたので、ジョージ自身ヒロミに対してバカにしたような態度をとっていたところはあると思う。だからジョージは悪くないとは言えないのかなあというのが率直な感想。
頭を下げるべき相手は五十嵐三兄妹よりもヒロミに対してなので、もしヒロミが本編に再登場することがあれば、ジョージにはそこの落とし前をちゃんとつけてほしいところ。

 

赤石長官の暗躍とギフの復活

 今回で赤石長官の目的が「人類を退化に導くこと」だと判明しました。人類を退化させるとは具体的にどういうことなのか、赤石長官がギフに心酔するに至った経緯は何なのかなどまだまだ謎は残りますが、今一番の危惧としてはオルテカの代わりとして赤石長官のターゲットにされた大二ですね。
フェニックスの腐敗を正そうと息巻く大二を懐柔できる術あるいは戦力が現状赤石長官にあるようには見えないが、どうするつもりなのか。とはいえ、ミイラ取りがミイラにならないことをただただ祈るばかりです。

あと赤石長官のセリフで「デッドマンズは我々の目的を達成するための狂言回しに過ぎん」というものがありましたが
狂言回しって意味違くない?デッドマンズは別に物語の進行役のポジションではないでしょ。

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言うならば、赤石長官の掌の上で踊らされている駒というのが正しいか。

また、今回でギフが復活して本来の姿が明らかになると同時に、ギフが直接生み出したと推測されるギフテリアン(TRUE)も登場しました。

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ギフはパッと見ボス感は薄い印象(戦隊の参謀ポジションの幹部にいそうな感じ)なので、こっからさらに1、2段階姿が変わりそうな気がする。
ギフテリアン(TRUE)はこれまでのギフテリアンと比べると造形自体は基本同じものの、色が黄色を中心に何色も混ざってキメラ感が目立つ感じ。得体のしれない怪物感はより際立っているように見えますね。

 

さいごに

 今回はプロフェッショナルやビリーズブートキャンプ的な編集、No more映画泥棒ネタなど、全体的にハイパーバトルDVD的なノリな総集編回でした。データの消去問題に関しては東映的には今かなりタイムリーな話題だけど、いろいろ大丈夫なんだろうかと思ったり。
玉置は前回のアギレラへのボディタッチに続き今回さくらにも抱きついてましたね。うーん、羨まけしからん。

次回は木村昴さんと鈴村健一さん、神谷浩史さんが本人役で出演されますが、この前の空気階段のような役回りになることだけは避けてほしいですね。木村さんに関しては一輝のサッカー部の先輩ということでガッツリ話に絡みそうですが。

第4話、第10話に続き三度起きた一輝が写真から消えた謎も次回分かるようなので楽しみ。