ちらしのうらのせかい

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仮面ライダーリバイス第7話「窃盗!?スケボー!?俺はカゲロウ!」感想

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人生のレール

 まず今回の事件、最初に3人の人間+一人のデッドマンの犯行シーンと4人停学という情報を出すことで、チーターデッドマンの正体が大白水学園の生徒の一人であるとミスリードをさせて、その後校長への事情聴取でうち一人が海外に行っていること、仁志の家に行って父親が行方不明であることを知りチーターデッドマンが仁志の父親であることにたどり着くという流れは1話の中で綺麗にまとめたなと感じました。
そしてそんな父親に対する一輝の「レールを敷くから脱線するんだよ」という言葉、一輝自身サッカー選手の夢を諦めたことを思うとなんか重みのある言葉だな~と。そっからの「俺は日本一のお節介なんだ」はどストレートにヒーロー然とした感じで好きです。
ちなみに仁志の父親を演じた橋爪淳さん、最近だとウルトラマンZのバコさんのイメージが強かったので、今回みたいな上級国民感溢れる父親役を演じているのはなんか新鮮でした。


ジョージとバイス

 犬猿の仲というほどではないですが、ジョージが最初から「君のことはなんか嫌いだ」と言っているあたりあまり相性は良くなさそうなジョージとバイス。まあ今回に関してはバイスがジョージが当初想定していたジャッカルゲノムをダサいって言っちゃったのが悪い部分は大きいですが。
それで拗ねちゃった結果、若林司令官にくだらん意地を張るなと諭されてジャッカルバイスタンプは作ったものの、「お望み通り、早くてかっこいいゲノムにしてあげたよ」とジャッカルゲノムのバイスをスケボーにするという何とも開発者らしいやり方の嫌がらせをするジョージ。このジョージとバイスの密かなバチバチはしばらく続いていきそう笑

それにしても、冒頭で一輝も聞いていたジョージのほしい10種類のバイスタンプの意味は何なんですかね。

 

大二の中の悪魔

 今回大二が鏡に映るカゲロウと対面し、自分の中に悪魔が生まれていることを認識しました。大二にしてみれば急に意識失って記憶にない悪事を働いていたり、服装が変わっていてトイレで気絶してたりと溜まったもんじゃないですね。
一方でカゲロウが生まれる発端となった、大二が一輝のいない世界を望んでいるというのも事実のようなので、いつカゲロウが生まれたのか、やはり一輝がリバイスとして戦うことになったのが決定打だったのかというのも気になるところです。


脱・変身失敗おじさん

 大二の情緒が不安定になったのはヒロミの悪魔を見たことが原因だとジョージに言われ、責任を感じて大二を止めるとジョージたちに宣言するヒロミ。そしてジョージからデモンズドライバーを受け取った訳ですが、デモンズはリバイスみたいに変身に資格はいらないんでしょうか。あとはジョージが肝心なことを言っていないだけで、何かしら変身に伴う副作用がある気がしてならない。
ともあれ、一輝にジャッカルバイスタンプを届け、エビルを止めるためにデモンズに変身して、ようやく変身失敗おじさんの汚名を返上できて良かった!一輝じゃないけど今回はマジでヒロミさんかっけえ!

あとは変身後のデモンズも、個人的にかなり好きな見た目。スペック的にもパワー面はエビルよりも基本的に上なんですね。
デモンズドライバー自体に他のバイスタンプでの押印を重ねることで能力を多重化させる機能があるようなので、ここは次回あたり見られるかな。

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さいごに

 次回はいよいよ母ちゃんが退院し家族旅行に行く訳ですが、ここでカゲロウが暴れだすとまた母ちゃんが病院送りになってしまうのではと心配に...笑 カゲロウが「大二はもういない」と言っているので、一輝たちも大二が悪事を働いている訳ではないことは次回で認識しそうですね。
個人的には公式サイトにも書いてあった「従業員の中に紛れ込むアギレラ、オルテカ、フリオ」が楽しみです。